ストラクチャーデッキは3箱買うとデッキになる。これはデュエリストの間では当たり前となっていますが、先日非プレイヤーの方と話をした際に「なんで3箱?1箱で組めればいいのに」という言葉にデュエリストギャップ(謎ワード)を感じました。
基本的に再録枠や単価を考えるとなんですが
遊戯王OCGの場合、貴重な再録枠や1個あたりの単価を考えると1個で完成するのも考えものな部分はありますが、入口として考える場合は疑問に思われるのも仕方ないかもしれませんねぇ(^o^;)
1つだと完全にハイランダーデッキが出来上がってしまう訳で過去には《盆回し》が入ってるけどフィールド魔法が1枚ってのもありましたね。
3つ買って組み換えたら完成度高いデッキになるよ、っていうのは私が知っている他のTCGといってもMTGくらいですが中々ありえません。
他TCGの構築済みデッキ
MTGでの構築済みデッキはスターターデッキとチャレンジャーデッキと言うのが主流。
スターターは本当に軽く遊ぶレベルの物ですがチャレンジャーデッキは大会も視野に入れている人向けの構築済みデッキ。
チャレンジャーデッキの内容としてはトーナメントで活躍するアーキタイプ、遊戯王で言うテーマになっており、コモン・アンコモンで必要性の高いカードは4枚積み、高額レアなると1種類1~2枚の収録になりますが、安めだとガッチリ4枚積まれていたり。
カードは既存のパックから出るものをまとめた物で、新規カードは入っていません。
レアが1~2枚ですが、当然大会で結果を出したデッキは4枚積み(MTGは同名最大4枚まで)なカードもあり、それらは後で買い足して改築していってね、ってスタンスです。
それともう一つの特徴として「サイドデッキ」も付いてくる所、大会に出るのを意識した内容なのでサイドも付いています。サイドデッキのカードチョイスもかなり厳選されています。
これらの内容で値段は4000円ほど、MTGは高額になりがちですがチャレンジャーデッキはかなりお得になっております、相場3000円のカードが収録されている物もあり既存プレイヤーからも需要があります。
ポケカでは
管理人は僅かな間ですがポケカをやっていたのでその時の物を。
丁度「スターター伝説デッキ ソルガレオGX ルナアーラGX」が発売間近でデビューの為購入しました。
これもMTGのチャレンジャーデッキに非常に似た性質でした、汎用カードが複数枚入っており新規として「ソルガレオGX」「ルナアーラGX」と先行収録されるカードが封入されていました。
これもパーツを買い足して改造していくパターン。お値段1500程てお手頃で強力なポケモンが入っていましたが汎用強カードは入っていませんでした、ソルガレオが強く1枚封入でしたが2枚欲しいなって感じでした。
豪華付録が付くDX版もあり、そっちには「カプ・テテフGX」といった所謂環境必須カードが収録されていました。お値段は倍くらいだった気がします。
後日談としてこの後ポケカバブルが起こりこれらのカードはエラい事になりました(;・∀・)
結局構築済みデッキならば3000円~みたいな感じですね
1箱にしろ3箱にしろやはりTCGの構築済みデッキは3000円~というのが私の知る限りでは相場って感じですね。
買い足しはもちろん必要、遊戯王なら手札誘発や汎用除去やEXデッキなどなど。他ゲーでも足りないパーツはやはり足さないとですね。
最後に・そう考えるとラッシュデュエルのスターターってヤバかった
考えてみるとラッシュデュエルのスターター内容は凄かったですねぇ(*’ω’*)
「セブンスロード・マジシャン」や「ドラギアス」といったエースは1枚でしたが除去・汎用パーツはしっかり3積みされていてデッキの基礎となる部分が800円のスターターに詰まっていますからね。
「トルネ」や「ミスティック・ディーラー」といった優秀なモンスターも3枚ずつ収録ですしね。