
「ファントム・レイジ」が発売され特に話題になっているのが《天霆號アーゼウス》と《獣王アルファ》
シングル初動も高レアリティ版が出るようになってからウルトラやスーパーは下がり気味でしたが「アーゼウス」はウルトラで久々の4桁。
期待の大きさが数字で分かりますねぇ。11期基準とも言えるこの2枚について書いていきます。
先攻出せない、出せたらヤバすぎる「アーゼウス」
《天霆號アーゼウス》
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/光属性/機械族/攻3000/守3000
レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが
戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキ・EXデッキからカードを1枚選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
フリーチェーンで自身以外を全て墓地送り。
素材コストが2つと重めですがフリチェでこの効果は強いとしか言い様が無いですねぇ、実際に使われると想像以上に強かったとの声も聞きます。
何気に「アーゼウス」に「アーゼウス」を重ねて素材を調達するという荒業も可能となっております。素材が2つ必要故に覚えておくといいかと思いますね。
(2)の効果は(1)とあまりシナジーは無いですが間接的ななんでも墓地肥やしなのでこちらも利用しがいのある効果かと思われます。
戦闘をしないと重ねてエクシーズできないので先攻で特殊召喚する事は難しいですが先攻で出せちゃうとフリチェで全流し構えてエンドができちゃうので流石に危険すぎますね。

一切耐性が無いので効果無効を投げやすいのが救い。《エフェクト・ヴェーラー》はバトルフェイズやエンドフェイズに使用でケアされてしまうので要注意。
ドン詰まった盤面などで召喚されるとかなり厳しい事になりそうです。またこのモンスターが居る状態でカードをセットエンドも非常に危険なので罠カード達は苦しい立場におかれそうです。
恒久的な対象を取らないバウンスエンジン《獣王アルファ》
《獣王アルファ》
特殊召喚・効果モンスター
星8/地属性/獣族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
相手フィールドのモンスターの攻撃力の合計が、自分フィールドのモンスターの攻撃力の合計より高い場合に特殊召喚できる。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
その後、手札に戻した数だけ相手フィールドの表側表示モンスターを選んで持ち主の手札に戻す。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分の「獣王アルファ」は直接攻撃できない。
裁定が発売前話題になっていましたが、発売後自分フィールドがガラ空きの場合でも特殊召喚できる裁定を貰ったカード。
これにより特殊召喚して自身をバウンスして相手モンスターを対象を取らないバウンス。対抗策が無いと攻撃力の合計が高くなると毎回バウンスされる様になります。
【メルフィー】と相性が良いですが、普通に汎用性能が群を抜いているので汎用除去として使われることが予想されます。

令和の「パンクラトプス」は伊達ではありませんね(;・∀・)
このカードも耐性は持っていないので除去や効果無効を使用して早めの対処をするしか無いですね…壊獣カグヤの様な動きを1枚でやってのけてますからねぇ。
このカードはどのデッキから出てきてもおかしくないので構築をする際は意識すると良いかもです。
ROTDの《禁じられた一滴》や《三戦の才》は「ドラグーン」を倒せると話題でしたが今回はモンスターカードで強力な物が来ました。着実に11期のカードは強くなっている気がします。
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