9月に入り次回の21/10.1のリミットレギュレーション公表もあと半月くらいとなりました。
SNSなどのネット上ではやはり「V.F.D.」や「デスフェニ出張セット」に対して焦点が当たっているようですね、今回はこの2点について少し考えていこうと思います。
どちらも規制があり得るが「デスフェニ」はかなり最近のギミック
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/闇属性/幻竜族/攻3000/守3000
レベル9モンスター×2体以上
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、属性を1つ宣言して発動できる。
このターン、以下の効果を適用する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●フィールドの表側表示モンスターは宣言した属性になり、宣言した属性の相手モンスターは攻撃できず、効果を発動できない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の手札の「真竜」モンスターの効果で破壊するモンスターを相手フィールドからも選ぶ事ができる。
まずは「V.F.D.」制圧モンスターの中でもモンスターに対してトップクラスの制圧力、攻撃すら許さないのはかなりエグいですね、生きる《魔鍾洞》とも言える存在。
現在制限カードですが環境では【電脳堺】以外にも【真竜皇相剣】でも見られるようになりました。【電脳堺】では「朱雀」によってサクリファイスエスケープされるので《無限泡影》などで対処できないのが非常に厄介です。
次回の改訂でこのカードは許されるか?と言うと個人的にそろそろ怪しいぞっていうのが本音です。2つ前の改訂からそうなんですけれど結局制限止まりだったのでひょっとしたら許されるパターンかとうとう御用となるか…
融合・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2100
レベル6以上の「HERO」モンスター+「D-HERO」モンスター
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、自分の墓地の「HERO」カードの数×200ダウンする。
(2):自分・相手ターンに発動できる。
自分フィールドのカード1枚とフィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
次のターンのスタンバイフェイズに、自分の墓地から「D-HERO」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
毎ターン蘇る事も可能な互いのカードをフリーチェーンで破壊効果持ち。特にここ最近様々デッキに出張しています。環境での採用率はかなりのものになるんじゃないでしょうかね。
前回は一方的なフリチェ破壊の《十二獣ドランシア》が御用となりましたからねぇ。
その性質から第2の「ドラグーン」と評されますが流石に単体のカードパワーではドラグーンに遠く及びません。あくまでその出張性が似ているという表現ですね。
ドラグーン出張との違いは素材となったモンスターでアドを稼げるのとデッキ融合である《フュージョン・デステニー》素引きでも強い点でしょうか。
このカード自体は2021年7月発売の『バースト・オブ・デスティニー』にて登場、禁止なら2ヶ月半の現役生活となりますが、流石に「デスフェニ」を禁止する事はなさそうですねぇ。
規制されるとすれば「アナコンダ」か《フュージョン・デステニー》辺りでしょうかね、特に素引きでも強い《フュージョン・デステニー》は最有力候補かと思われます。「アナコンダ」抜きでも出張していますからね。
【HERO】使いとしてはどっちが規制されてもとても痛いです(泣)
ただし前述の通り登場したのが7月中頃で本格的な流行ももう少し経ってからだったので時間的に今回はスルーの可能性も大きいです、大慌てで規制するかもしれませんが…VJの印刷などなど間に合うかなぁ?
「V.F.D.」はそろそろ厳しそうですね…なら《魔鍾洞》も…色々危険なラインのカードがありますが禁止までだと傾向的に大鉈を振るう事はあまり無いですからねぇ。緩和の方が楽しみ勢なので緩和はガシガシしてほしさがありますね。