制限改訂・個人的に気になるライン《スキルドレイン》の制限化について

先日のリミットレギュレーション改訂、2022年に登場した強いカードが軒並み規制とかなり大鉈を振るった形となりましたねぇ。

流石に2022年の環境が無かったかの様な…という声も聞こえます。

個人的に１番気になった規制カードについて、それが《スキルドレイン》の制限指定です。

異例の改訂タイミングと《スキルドレイン》で思った事をつぶやいてみます。

そもそも次回リミットレギュレーション改訂発表も月末？

本題の前に思った事がもう１つ。

それが「リミットレギュレーション改訂」の発表日ですね、いつも通りなら中旬の日曜日21時に発表ですが今回は遅れて月末の26日発表でした、中旬に発表されずズコーっとなっていた所で公式からの月末発表と公開日指定とこれも遊戯王OCGの改訂では異例の事態がありました。

これには様々な憶測が飛び交いましたね、通常発表日に野球WBC日本代表戦(KONAMIスポンサー)をやっている、12期に移行する為のルール整備・変更も行われる、直前まで改訂カードの選定を行う為などなどですね。

それと時期的にVジャンプ誌面での発表は無いという事でした。

結果的に普通にリミットレギュレーション改訂発表だけでしたが、規制内容も考えると規制カードの選定は割りとマジであるラインかと、MTGでも禁止タイミング変更があった際に環境をギリギリまで観察したいという例がありました。

今回は規制枚数も多かったのでそれがあったんじゃないかなぁとも僕は思えます。

そして次回のリミットレギュレーション改訂も月末になるの？という疑問が浮かびます、こればかりはもう分からない事なのですが、CSなどの運営に支障が出たりしましたから…どうなんでしょうね。

改訂発表から正式適用に半月のラグがあって発表後からすぐに新制限で大会が行われたりしますからねぇ…ここが問題視された可能性も否めません、今になって…とも思いますが。

永続罠
１０００ＬＰを払ってこのカードを発動できる。
(1)：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。

「効果モンスター」という今の遊戯王のデッキにてとても大事な要素を無効化するカード。

基本的に自分にも刺さるので運用できるデッキはある程度限られます、しかし使う側が上手く使えると理不尽なまでの強さを誇ります。

マスターデュエルではその不快指数の高さから声を上げる人も多く、MDでは準制限カードに指定されました。

そして今回のOCGにおいての制限化、サーチに乏しいカードなので制限となるとかなり扱い辛くなるかと、以前の《虚無空間》が制限でも強かったですがあちらは自壊させる運用で相手ターンのみ有効にしたり、すぐに自壊するとしても《融合》などの特殊召喚魔法を不発にさせる事ができたのでちょっと話が違ってきます。

今まではトーナメントではサイドデッキで対処するべし、といったカードでしたがここにきての制限指定。

個人的に思うのは昨今の遊戯王の大会は１デュエル、シングル戦が増えている事が要因の１つなのではと思います。

YUDTや遊戯王の日、１部店舗ではランキングデュエルも１デュエルになっています、マスターデュエルが１デュエル制なのでそれも後押しになった形でしょうか。

確かに《スキルドレイン》は１デュエルなら中々に対処が難しい類のカードですからね。

それなら他の永続カードによるメタカードはどうなんだろうとも思いますが、《スキルドレイン》は先述した通り遊戯王のメインエンジンであるモンスター効果を止めるので「割る効果を無効にする系」にある所かもしれません。

かつての《王宮の勅命》が《サイクロン》などのバック破壊カードを無効にしてしまう、というのもありましたね、結果は「勅命」の禁止でした。

それのモンスター版が起きた様にも思えます。

予想のもう１つとしては《スキルドレイン》ととんでもなく相性の良いテーマが今後登場するかもしれないから事前に規制しておいた可能性も無くはないですね。

そうでなくても「永続罠・永続魔法」にアクセスできる方法が増えたりするのかもしれません。

ドラゴン隊長

今回の大幅規制、2022年のパワカ達の中にスキドレがあったのがやっぱり気になりました。