先日行われたYCSJ大阪、そこでSNS上で聞こえてきた声。
不戦勝になってしまうとオポ(詳細な順位を決める集計)が弱くなるのでその後1本落とすと不利になり決勝進出が危ういという事。
更に今回は物販目当ての転売ヤーがデッキを持たずに来る事もありました。
シングル戦なのでオポは更に難しく

最初にオポについて軽く触れるときます、正式呼称は「オポネント・マッチウィン・パーセンテージ」と言われるもの。
名前の通りマッチ内での勝率を計算して勝ち点同率の人と小数点の点数を付けて正確な順位を計算するシステム。
6-1同士の人でも1敗が1回戦など早いラウンドで負けていたりマッチの内訳が2-1だったりすると弱くなります。
YCSJはシングル戦になるのでマッチ内勝率は測れません、なので1敗がとても大きく、1勝でもオポが弱くなる不戦勝が1回戦で起きるとかなり苦しくなります。
この辺りシステム的に見直す必要があるかもしれませんね、競技として見るならば救済が無いとかなり厳しいかと思います。
今回は電車が遅れた事もある
大阪の電車が人身事故によって遅れた事が1回戦不戦勝が増えた要因の1つとも言われています。
開始を遅らせる、といった措置もできたかもしれませんが大規模イベントなのでその辺りは難しそうですね。
イベントの運営時間もカッチリ守らないと会場の関係的にも厳しそうですからねぇ。
転売ヤー(おそらく)が紛れ込む

転売ヤーが湧いた様ですね、デッキを忘れた・時間に着席しないなどで試合をせず物販に走り込んだ模様です。
貴重な参加枠がこういった転売ヤーに取られるのは非常にマズいですよねぇ…先述した通り不戦勝は不利になるので真面目に勝ちに来た人達にとってもたまったものではありません。
また参加に辺り購入できる「ティアラメンツ」デュエルセットもフリマ・オークションにて高値で出品されています。
この辺りも対策を願うばかりです。

遊戯王を競技化するのにはまだまだ課題がありますねぇ。
コメント
今回は64人が決勝トーナメントに上がれるシステムだったから仮に3000人全員いたとしても7勝する人は43人ほどだし、危ない、というほどではない。6-1の人はたしかに不利がつくけど。
コメントありがとうございます。
確かに64人決勝に上がれるなら7-0は大丈夫そうですね、記事も修正しておきます。