
避けづらい所を回避していく独特な性能
遊戯王OCG【バースト・プロトコル】に収録される新規カード《禁じられた聖冠》が発表されました。
「禁じられた」シリーズの速攻魔法最新作となっており、以前の《禁じられた一滴》も非常に強力で環境で猛威を振るいました。
今作もかなり強力な効果となっており、環境に現れる可能性が高そうですね。

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードの発動に対してモンスターの効果は発動できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を選び、ターン終了時まで以下の効果を適用する。
●効果は無効化される。
●攻撃できない。
●戦闘・効果で破壊されない。
●自身以外のカードが発動した効果を受けない。
●リリースできない。
●融合・S・X・L召喚の素材にできない。
カードの画像だとテキスト欄の改行的にゴチャった感じがありますね、改行してくれると読みやすいのですが、モンスターに対して6つの効果を与えます。
性能として禁じられた一滴から続きチェーンが不可能となっています、また対象も取らないと前提条件2つからして強者感がありますね。
付与される効果は6つもあるのでかなり柔軟な動きができるカードですが、全てが一気に適用されるので小回りは効きにくいです。
効果無効・攻撃抑制・破壊耐性・発動した効果を受けない、とここだけでもかなりのポテンシャル。
耐性から妨害までを一手に担ってくれます。
そしてリリースできない・各種EXデッキの素材化不可という特殊な効果を持っています、今回はこちらの能力を主体に考えていきます。
リリースによる除去はチェーンを組まない事が多い点に注意
「リリースできない」についてはリリースによる除去避けとしては先撃ちが必要な場面が多いかと、壊獣の様なリリース除去はコストであり、チェーンを組まないので優先権がある時にあらかじめ撃つ必要があります。
また除去以外ではリリースによる展開をする儀式・アドバンス召喚が相手には高い牽制能力を誇っています。
EXデッキ系の素材化封じ・撃ちどころに知識が要求される
EXデッキからの特殊召喚素材を封じる効果、こちらは相手の展開の起点や中継を大きく妨害する事ができます。
投げるタイミングは現代遊戯王において見極めは難しく、相手のデッキに対してある程度知識があるとベター。
一番機能不全を起こしやすいタイミングが理想ですね。
リンク1モンスターを起点とするテーマには撃ちどころが分かりやすいですね。
またこちらのカードを素材にしてくるカードから守る役割も可能、代表的なカードとして《超融合》がありこれもチェーン付加なので先撃ちが必要になってきます。
攻守変動が起きないのでダメステ発動は不可能
「禁じられた」シリーズは攻守変動を伴う効果が定例で、ダメステ発動可能でしたが今回の聖冠については攻守変動効果が付随されておらず、ダメージステップ中の発動は不可能となっているのでご注意くださいませ。
気になるレアリティ・まさかのアルティメット枠?
このカードのレアリティがどうなるか気になる所、汎用性も高いので需要が高そうですね。
レギュラーパックなのでアルティメットレアでの収録になる可能性もあります、そうなると高額化しそうですね。
スーパーレア辺りでなんとかお願いしたいところです。



コメント
上の解説で6つ選択とか変なこと書いてますが、コイツは効果解決時に1体のモンスターに6つの効果を1度に付与する効果です。相手のモンスターには素材不可と効果無効にして自分のモンスターには破壊&発動効果耐性だけを与える感じのあのドラグーンみたいな「僕の考えた最強のカード」じゃないので勘違いしないように