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ルールミスについて・アナログゲームの競技プレイの観点から重要な事

YCSJにて話題になったルールミス、今回はその事のみならず全体的にルールミスについて書いていきます。

筆者はMTGプレイヤーでもあり、競技プレイ、それこそ賞金が出るプロツアーなども見ているのでその観点から見ていくのでMTGが引き合いに出てきがちとなります。

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ジャッジから積極的に介入する事は基本稀

ルールミスをしてしまった場合に「ジャッジが指摘するべき」といった声を聞きますが、これについてはどうかなと、明らかにヤバいレベルで「不正」に近いならまだしもですが。

基本的にTCGは名前の通りデュエル「決闘」であり対戦者同士で完結させるもの。

そこへ都度ジャッジが介入してくると特定のプレイヤー側が有利に事が運びかねません、それを公平かと言うとちと怪しいです。

理想は相手のミスに気付いて指摘する事、真剣勝負の決闘なればこそ、この要素は強いかと思います。

ミスについてもジャッジも見落としてしまっていた場合があると完全に公平性に欠けてしまう要素もあります、サッカーの際どいファウルみたいな感じと言えば近いでしょうかね。

以前MTGのプロツアーの決勝にてルールミスがあった事がありますが、マッチ間に警告が出されたのを思い出します、ただこの辺シングルデュエル制では難しい所なので独自裁定が必用になりそうかと。

「お互いが気付かない」それならば直ぐ様ジャッジは関しないのが基本となっています。

ジャッジは基本的に「お互いにどうすれば分からなくなってしまった」場合に裁定を仰ぐ存在に近いです。

それが大きい大会の決勝戦でもという事ですな、ジャッジ介入でアシスト入るのもそれはそれで…となりかねませんしね。

ただ罰則が甘いと「やり得」と捉えかねられないので大会ルールによる罰則規定はキッチリ制定する必要がありますね。

大規模大会は長丁場・ビデオマッチなら尚更緊張に晒される

大規模大会になるとラウンド数は10を超え、それこそ朝から夕方までずっと試合をする事になります。

大会に出た事がある方なら分かると思いますが5ラウンドスイスドローでも中々に疲労します、大会なのでプレイングに関してもいつもより思考しますしね。

それが10ラウンドになり、更に中継放送されるビデオマッチとなると緊張感により更に強いプレッシャーがかかります。

ミスするな、と言う方が難しい状態とも言えますね。

遊戯王の競技プレイに対する認識不足

ルールミスによるツッコミなどについては遊戯王プレイヤーが全体的に競技プレイに対しての認識不足が大きいと思いました。

今回はMTGのプロプレイシーンと比肩してみましたが「お互いに気付かずジャッジも介入しなかった」というのは当然でもあります、その後にペナルティはあるべきだとは思いましたけれど先述の通り1デュエル制では難しいですね。

総じてプレイヤーが騒ぎすぎているといった感じですね、競技シーンが少ない遊戯王なのでこういった部分で騒ぎになるのは致し方ないとも言えますが。

そして現在SNSの流行などもありますし、プレイヤー保護という観点でも何かしら必要なのでは?と考えさせられますね。

しかしそれがジャッジによる介入であるならば本格的なジャッジ資格・公平性を保てる人材・罰則規定・絶対にミスを見逃さない・などなどが必要になるので現実は厳しそうです。

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