今回は個人的なお気持ちの話。
それがTCGのカードを集めると言うゲームの第一歩の部分。
ターミナルワールド・全てのカードにノーマルがある
TCGでのカードの基本中の基礎「レアカードは強い」ですね、遊戯王の場合はテーマでデッキを組むのでノーマルでも強かったりおかしいレベルで強い字レアやノーマルもあったり(規制前提な物もありますが)
それでも3枚必須系の強いカードはスーパーレアな事が多いですね。
こうなるとパック開封でカードを集めるなら最低でも3箱買い…となります、3箱では相当運が良くないと揃いませんけれどね…
3箱っても15000円くらいになっちゃうので出費としては相当、高レアで当たり枠を引く…というのも現実的ではなく、ギャンブル要素が強いですね。
そんな中展開されたのが「ターミナルワールド」シリーズ、このパックは再録中心とはいえ全てのカードにノーマル仕様が存在しています。
つまり「強いレアカード」という枠が無いのです、強い新規カードもノーマルがありますよ!というTCG歴史を覆す試みです。
再録中心でパック単価も通常より高め…それでもよく売れた理由に迫っていきます。
高レア仕様を用意しての棲み分け・新規はノーマルなら1パックに確定封入
パック単価が高い再録パックですが、追加される新規カードは1パックに確定封入されており、とにかくカードが集めやすいパックデザインになっています。
それじゃパック沢山売れないから商売にならない?って疑問が当然出てくるのですが、このパックにはイラスト違いの高レアリティカードなどが存在します。
これらのカードは高額で取引されており、いわゆる「アタリカード」となっているのです。
もちろんプレイに使えたら問題ないプレイヤーは入手しやすいノーマル版で大丈夫とプレイ専門・コレクターといったユーザー層の棲み分けをしっかり意識して作られています。
個人的に理想的なカードの売り方だと思う
この形式の売り方、正直僕個人としては理想だと思っています。
他TCGとかだと強力なレアカードが数千円から1万円…枚数も必要…となると心が折れますよね、それが禁止候補とか言われると尚更買う気になれず、高レア故にパックから狙うのも絶望的。
トーナメントに挑むならそれでも買わなければいけないというのはそのゲームから身を引く理由としては十分ではないでしょうか?
そんな中「ターミナルワールド」は全てのカードにノーマル版が存在するのでプレイヤーとしてはとても嬉しい仕様です。
売上面は高レアリティ仕様で補填するというのも見事に噛み合いました。
これってTCG販売の理想形だなぁって思いますね、極端な話になりますが全TCGこういった売り方でいいんじゃないですかね?
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