久々の環境入りを果たす青眼デッキ
「青眼」に関連する環境入りデッキは久々ですね、9期前後に【青眼征竜】がありましたが、青眼要素は主にコストとして使われていましたので青眼と言うには少し怪しめですかね。
その後に劇場版公開と共に現れた《青眼の亜白龍》を筆頭とする新規・フェルグラントストラクチャーデッキでドラゴン族が大きく強化され環境に君臨。
それ以来ですかね、今回は青眼ストラク+バニラサポートである原石の組み合わせで環境入りとなりました。
《原石竜アナザー・ベリル》
効果モンスター
星4/地属性/ドラゴン族/攻1600/守 0
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚した場合に発動できる。
デッキから「原石」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
(2):このカードをリリースして発動できる。
デッキから通常モンスター1体を墓地へ送る。
(3):自分スタンバイフェイズに、自分フィールドか墓地に通常モンスターが存在する場合に発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
召喚権の消費先、青眼では余す事もあるので有用な消費先が増えるのはいい事ですね。
アナザー・ベリルはアドを稼ぐ効果を3つも所持しております。最上級のバニラを採用するというリスキーな構築をする青眼にとってとにかく有用な効果が盛られています。
有用なリンク1モンスターである《青き眼の精霊》の素材にもなれ、非常に優秀。
《原石の穿光》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「原石の穿光」以外の手札の「原石」カード1枚か通常モンスター1体を相手に見せ、
フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる
(トークンを除く、通常モンスターまたはレベル5以上の「原石」モンスターが
自分フィールドに存在する場合、見せずに発動する事もできる)。
対象のカードの効果を無効にし、除外する。
(2):自分フィールドに「原石」モンスターが存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを自分フィールドにセットする。
アナザー・ベリル召喚時効果から持ってくる先のカード達。
上級のバニラが存在すれば手札公開するコストを無視する事ができます、青眼の白龍を展開するのに長けているのでかなりの確率で手札公開の必要性は低いですね。
対象のカード効果を無効に加え除外と非常に強力な除去兼制圧札、フィールドの表側のカード限定ですがモンスターでなくともよく、効果発動に直接チェーンする必要もないので非常に融通の効くカードとなっています。
墓地から再セットできる効果を持ち、使い回せるのは驚異的と言えるでしょう。再セットして使用後除外もされないのでガシガシリサイクル可能。サステナブルやなぁ。
注意点としては無効にできないと除外も行えないところですね。
《原石の鳴獰》
速攻魔法
(1):2000LPを払い、通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
相手ターン終了時まで、自分の宣言した通常モンスター及び自分の「原石」モンスターは戦闘では破壊されない。
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、さらに宣言した通常モンスター1体を自分のデッキから守備表示で特殊召喚できる。
(2):相手がモンスターを召喚した場合、墓地のこのカードを除外し、自分のフィールド・墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターより低い攻撃力を持つフィールドのモンスター1体を除外する。
ライフコストが必要となるカード、戦闘破壊耐性を付与しつつ自分フィールドにモンスターが居なければバニラリクルートと非常に優れたパフォーマンスを持つカード、アナザー・ベリルでセットしてベリルをリリースすればバニラモンスターをデッキから墓地へ送り、1枚リクルートと2枚のバニラに触る事が可能。
墓地から除外する事によって発動できる効果も強力で対象より打点の低いモンスターを除外する事ができます、相手モンスターは対象を取らない地割れを強くしたようなカード。
《原石の皇脈》
永続魔法
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「原石の皇脈」以外の「原石」カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの通常モンスター及び「原石」モンスターの攻撃力は、自分の墓地の通常モンスターの種類×300アップする。
(3):通常モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。
宣言した通常モンスター1体を自分の手札・デッキ・墓地から守備表示で特殊召喚する。
このターン、自分は特殊召喚されたフィールドのモンスターの効果を発動できない。
永続魔法枠、発動時処理としてサーチ効果を持ち、素引きしてよし、アナザー・ベリルからセットしてよしなカード。
バニラ・原石モンスターを強化する永続効果を持っています、墓地に貯まりやすいのでその上昇量は侮れません。
また宣言したバニラモンスターを手札・デッキ・墓地と幅広い場所から特殊召喚する事ができ、盤面を築くのに役立ってくれます。
ただ特殊召喚されたフィールドのモンスターは効果発動ができなくなるので相手ターンに効果を使えるモンスターの展開に絡めたいところですね。
デッキについて
《蒼き眼の賢士》からの《白き乙女》をサーチによる広がり、《エフェクト・ヴェーラー》をサーチしての妨害構えと「賢士」のバリューはうなぎ登りです。
《エフェクト・ヴェーラー》はここしばらく環境でデッキ全体で見ても採用率が高く、追い風となっていますね、発売当時より更に強く使えますね。
「亜白龍」が不採用になりましたが、その他のサポートにより《青眼の白龍》をガシガシフィールドに出せるのでシンクロなどの展開には困らず、事故も減るという構成になっています。
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