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ジャッジの裁定についてスポーツと同じく絶対ではあるが一個人でもある要素がある

TCGで今SNS上で話題になっているのがジャッジによる失格判定。

詳しくは書きませんがフォイル加工、いわゆる光ってるカード対しジャッジによるデッキチェックで失格が言い渡された形です。

失格になった人が声を挙げ、ジャッジの方も対抗して意見を主張しており、それによって話題が広がった形となっています。

今回はジャッジ関連なので競技として考えた場合を書いていきますね。

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葛藤・「競技」としてなら反るのは論外は分かるがメーカーは製品として出しているワケで

今回の話の起点であるのが「光っているカードが反っている」という事について。

前提知識として光っている、フォイルカードは湿気に弱くてとても反りやすいです。

競技プレイで考えると特定カードが反っていると言うのは論外と言えるでしょう、マークドみたいなモンですからね。

基本反っているカードの種類は問わず、どんなカードであったとしてもジャッジとしての目線では公平に判断しなければなりません。

チェック

MTGではレアカードでも基本光っていないのでプロプレイヤーはフォイル仕様カードを持ち込みません、1度フォイルカードしかないプロモカードが流行した時はジャッジへ申し立てが多発し、その試合だけのプロキシが用意されたりしていました。

しかしTCGにおいて光っているカード・光っているカードしかないのはとても多い事です。

大規模な大会で相手のデッキトップや伏せカードが反り返っているとそりゃモヤっともなりますからね。

しかしメーカーとしては「使用できる公式カード」である以上この反りに対しては何も言う事ができません、プレイヤーの管理でなんとかしてねって感じですかね。

実際しっかり管理・維持すれば反りは回避できます。

反り回避の代表的な方法

・除湿剤により湿気の除去、しかしやりすぎると今度は反対側に反ってしまう
・平らな重しで物理的に平らにする
・多重スリーブによって保護・硬さを保持

基本的に対戦相手やジャッジから指摘されないようにケアする事が大事かと、何事も無いならそれが一番ですからね。

ただ湿度の高い季節や長丁場の大会ではケアしきれない事もありますからねぇ、遊戯王の公式規定では多重スリーブの枚数規定は無いのでそこでケアできますかね。

反りだけじゃない・スリーブの傷にも気を付けよう

今回は反りによるマークドですが、それと同じく多く存在するのがスリーブの傷によってマークド扱いになる事。

スリーブの角が折れているなどが一番起こりやすいです、大きな競技大会前ならば新品に交換しておくのが鉄板です。

試合数が多かったりシャッフルが多いと傷むのも早いです、競技大会ではシャッフルも入念になりがちですしね、大会中によるダメージもしっかり見ておいた方がいいです。

カードの反り・スリーブの傷はよく起こるが競技プレイをするなら非常に重要

今回話題になった件では失格処分ですが、これについては妥当と思えます。

故意じゃなくカードの仕様で…と言えば通ってしまうと問題ですからね。

基本ジャッジはこの辺り厳しめに見るのも仕方がない部分があります、性善説では成り立ちませんから。

TCGのジャッジはプロスポーツの審判と違い半ばボランティア活動の様な物でもあり、今回の様に個人レベルでの発信・意見になったりもします。

その辺りの判断についてはお互い尊重しあう事で折り合いを付けるしかないでしょうかね。

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