今回も『ヒストリーアーカイブコレクション』から個人的に気になったカードをフィーチャー。
今回は《竜皇神話》となります、ドラゴン族の攻撃力を上昇させる他、ドラゴン族Xモンスターを蘇生など器用かつお得なカードに仕上がっています。
私は早速【青眼】での採用検討をしております…!
攻撃力を2倍!相手次第では効果無効されなくなる
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで倍になる。
相手フィールドにドラゴン族モンスターが存在する場合、さらにこのターン、対象のモンスターの効果の発動は無効化されない。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、ドラゴン族Xモンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
元はゼアルのカイトVSミザエル戦ですね。
効果のキーワードは「ドラゴン族」と「ドラゴン族エクシーズモンスター」これらを導入しているデッキでは中々に強力なカードとなっています。
(1)の効果はドラゴン族モンスターの攻撃力を倍加、相手もドラゴンをコントロールしていればパンプアップ対象としたモンスターの効果発動は無効化されません。
速攻魔法で攻撃力変動効果なのでダメージステップでも発動可能となっています。
純粋に攻撃力倍加はキルターンの短縮に役立ってくれそうです。特にドラゴンはハイパワーが売りなカードも多いですしね。
相手がドラゴンをコントロールしておけばこのカードを適用させれば通したい自分のドラゴン族の効果を通す事ができますが、このカード自体にチェーンが可能な点に注意ですね。
「ドラッグラビオン」からの「ヌメロンドラゴン」の流れで使って通れば「ヌメロンドラゴン」の攻撃力が18000となりGGとなりそうですねぇ。
それ以外でも普通に《青眼の白龍》が攻撃力6000になるのは心強いですね。《真紅眼の黒竜》でも不安要素である攻撃力面を伸ばす事ができますね。
また《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》ならば倍貫通によって守備表示でも問題無く勝利が見えますね。
ドラゴン族エクシーズを蘇生・帰還させる事ができる
(2)は墓地からこのカードを除外して「ドラゴン族エクシーズ」を蘇生or帰還させる事ができます。
除外からも戻ってこれるのは嬉しいポイントですね。
守備表示なので即アタッカーとしての活用は不可能となっております。
【青眼】も【真紅眼】で使用する場合でも「ドラゴン族エクシーズ」を採用すると思うのでこのカードと結構な相性の良さがあると思います。
【ギャラクシー】や【サイファー】では重ねてエクシーズで素材を持ち、攻撃表示で効果を使えるアタッカーを簡単に用意できます、ここはEXデッキ次第で他のデッキでも可能です。
ランク8では素材を持っていないので素材を使わずとも魔法無効を使える「タイタニックギャラクシー」などを蘇生させるのがベターですかね。
【真紅眼】でランク7になると《真紅眼の鋼炎竜》ですが、効果を使うにはエクシーズ素材を要求されるモンスターばかりなので単純に壁としての使用となりそうです。