いよいよ大晦日、今年も最後の1日となりました。
なんか特別なので特別な記事にしたいかな、という思いと平常で行こうと言う思いが交錯したので間を取って軽く2021年を振り返り来年の遊戯王OCGシーンで活躍しそうなカードのピックアップをしていこうと思います。
2021年で活躍して来年も見かける事になりそうなカード、これからグイっと上がってきそうなカード。
出来るだけ多角的に見ていこうと思います。
2021年おおまかな振り返り
2021年をリミットレギュレーションを中心にざっくりと振り返ってみましょう。
2020年と2021年、イベントストップによりこの2年は結構停滞期でもありましたね、なので結構2020年から引き続いた部分もありますな。私もガックリとデュエルするタイミングが減りました。
1月、リミットレギュレーションを見ると禁止カードに《トーチ・ゴーレム》があります。《ファイアウォール・ドラゴン》がエラッタによって制限となり、入れ替わっての禁止となりました。
4月、時代は大「V.F.D.」時代、実質ターンスキップに近い効果を持つカードでしたね。【電脳堺】が環境で活躍していた頃にになりますな。「V.F.D.」はここで一旦制限カードになりましたが。それでも止まらず10月に禁止となりました。
7月、【十二鉄獣】が大流行、PON☆と「抗戦」から出てくる対象を取らない除外の「シュライグ」緩和を通さず自力で復権した【十二獣】が底力を見せつけましたね。その結果「ドランシア」が禁止カードとなりました。
10月、「V.F.D.」と類似効果を持つゲームをストップさせるレベルのフィールド魔法《魔鍾洞》が禁止カードに、また手札誘発マシマシ環境であり《PSYフレームギア・γ》が制限カードに指定されました。除外できなくなる《アーティファクト-ロンギヌス》の流行もあり、γとドライバーが場に残りシンクロ・リンク召喚素材になる場面もよくありました。
MVP(?)大活躍・大流行したカード
7月に発売された『BURST OF DESTINY』にて登場した新たな「D-HERO」しかしながらその強力さが口コミでドンドン広がっていき、しまいには大会優勝したデッキにはほぼ搭載される事態にまで発展し、第二のドラグーンとも言われました。
デッキ融合の縛りの弱さ、素材も汎用として美味しく使えるという所が「ドラグーン」と違った点でしたね。
初動は安めだったのですがこれまた口コミでヤバさが広がったカード。フリーチェーンでの自身以外全墓地送りは強烈です。
召喚方法も攻撃していればXモンスターに重ねてエクシーズできる緩い条件です。効果でダイレクトアタックできるモンスターと非常に相性が良い1枚「十二獣ワイルドボウ」から大量素材で出てきたのはトラウマです…
効果を封殺し、実質ターンスキップとも言えるほどの効果を持つモンスター、ランク9と重たいモンスターでしたが【電脳堺】での展開力により安定運用ができた上に、自分の「朱雀」により効果無効などからサクリファイスエスケープできたのが強み。
年が明けても「勇者」は環境の一角として大きな存在感がありそう
2022年1月1日から正式に「リミットレギュレーション」改訂が適用されますね。
規制となったカテゴリですが【勇者】システムはまだまだ見かける事になりそうです。
緩い条件で攻撃力2000のトークンを出し《流離のグリフォンライダー》で制圧モンスターを出すムーブは相変わらず強烈そうですね。
規制されるのは《アラメシアの儀》と《聖殿の水遣い》どちらもアクセス・トークン生成とキーポジションにあるカードですが準制限という規制ラインでまだまだ戦え、環境でも使われています。
また「ローズ・ドラゴン」ギミックを取り入れ《フルール・ド・バロネス》をシンクロ召喚するシステムも考案され【天威GS】が頭角を現しましたね。
4月の改訂がちょっと怖い所もありますねぇ…
年末にストラクで現れた強力デッキ【烙印デスピア】
12月のストラクチャーデッキとして発売された【烙印】そこへ相性が良い【デスピア】と混ぜた【烙印デスピア】も流行、デッキ融合である《烙印融合》は幅広いモンスターを融合素材として墓地へ遅れるので来年の新規カード次第でまだまだ可能性を秘めていますね。
登場も12月なので4月規制を免れそうでもあります。
パワフルな融合体である「ミラジェイド」を活用して来年も活躍しそうです。
【ふわんだりぃず】メタ要素を大きく持つ環境に差し込むデッキ
登場初期は環境?初動を潰されるのがツラい…など色々な意見が出ていたテーマですが、後に新規として《ふわんだりぃずと旅じたく》により初動が厚くなりました。
メインでは相手の《増殖するG》が完全に腐ってしまい、墓地を介さないのでメインから《ディメンション・アトラクター》を採用、また《烈風の結界像》などメタ要素がてんこ盛りなデッキですね。
【エルドリッチ】【相剣】まだまだ一線級のデッキ
長らくの間環境に存在する【エルドリッチ】さらなる規制が来るかと予想もありましたがノータッチ。
来年も活躍しそうですね、そして夏に登場した【相剣】サーチカードである《龍相剣現》が準制限となりましたがダメージとしては少なめ。
「勇者」と【相剣】が環境に残りそうなので《トークンコレクター》はまだまだサイドの常連となりそうですねぇ。
こう書いていくと結構な多様性のある環境になりそうですねぇ。皆様、来年もどうかよろしくお願いいたします。
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