遊戯王において現在では環境のバロメーターとも言えるのが手札誘発カード。
環境によって採用されるカードや枚数が変わってくるので時代を表しますね。
今期もまた手札誘発事情が変わってきたようです。
手札誘発に割く枚数の増加
今期はとにかく手札誘発枚数が多い構築がなされている事が多いです。
基本的に採用されている所は以下の通り。
- 《灰流うらら》
- 《増殖するG》
- 《エフェクト・ヴェーラー》
- 《幽鬼うさぎ》
- 《原始生命態ニビル》
「うらら」「増G」は鉄板どころで前期から流行りつつあった《エフェクト・ヴェーラー》は今期も活躍していますね。
基本的に「うらら3枚」「増G3枚」「ヴェーラー2~3枚」「幽鬼うさぎ2枚」といった体制を取ると10枚ほどの枠数になります。
そこへ《原始生命態ニビル》も足すと11~14枚ほどの枠が手札誘発に割かれる事になります、「ニビル」も2~3枚の複数採用も多く見受けられます。
一番大きな変化はニビル複数搭載が増えた事かもしれません。
高速化するほど手札誘発は増える傾向にあり。今期はかなり高速化している印象なのでそれが反映されている形でしょうか。
《幽鬼うさぎ》が流行・《ドロール&ロックバード》が減少傾向
今期の【スプライト】の流行によって大きく採用率を伸ばしたのが《幽鬼うさぎ》ですね。
1枚採用から2枚採用も多くなっていきつつあります。
その代わり減ってきているのが《アーティファクト-ロンギヌス》や《ドロール&ロックバード》《D.D.クロウ》ですね。
この辺りは環境に合わして採用されるので環境の移り変わりを感じますねぇ。
ただ完全に使われなくなった訳ではなく採用されているレシピもあります、数は減りましたがなんやかんや効きますしね、あくまで流行の度合いとデッキ相性ですな。
また店舗大会などでは参加する店舗規模での流行なども見る必要性もありますからね、通い慣れたショップでの大会だとその辺りで独自性が出たりします。
今期はまだ「罠型」系のデッキをあまり見ないですね、罠型はどうしても環境がある程度煮詰まってから出てくるので環境初期の今ではちょっと早いのかもしれませんね。
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