レイジオブジアビスで登場した手札から発動可能な罠カード《霊王の波動》について、事前評価は分かれておりましたが、いざ発売されるとやっぱり強かったとの事ですね。
使えるテーマは限られるのですが、逆に扱えるデッキには強力な武器となってくれますね。
価格も初動から伸びて上昇中です。
買取価格がアップ・特に高レアの伸びが大きい
買取価格相場についてはスーパーで700円買取 24/8.26現在2000円買取と初動時は販売価格でワンコインくらいのもあったので実質倍近く出ていたりしますね。
シークレットが2500円買取、24/8.26現在シークレットは3500円買取。高レアの伸びが大きくこの価格での買取となると「レイジオブジアビス」でもトップクラスとなっています。
《霊王の波動》(ドミナス・インパルス)の要約と使用されているデッキについて
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
相手フィールドにカードが存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):モンスターを特殊召喚する効果を含む、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
自分の墓地に罠カードが存在する場合、さらにその無効にしたカードを破壊する。
このカードを手札から発動した場合、発動後、このデュエル中に自分は光・地・風属性モンスターの効果を発動できない。
手札からの発動条件は相手フィールドにカードが存在する事、先攻では機能しにくい性能となっており、昨今の後攻へのテコ入れの一環にも見えますね。
しかしながら効果は万能無効となっており、墓地に罠カードがあれば破壊まで付いてくるのは手札誘発としては破格の性能。
手札から発動すると光・地・風属性のモンスター効果が発動できなくなるデメリットが使用できるデッキの幅を狭くしています。
EXデッキにまで範囲を広げると汎用などで引っかかりやすいのでEXデッキも構築レベルから考える必要がありますね。
使えなくなる汎用カード例・誘発が増えるけど誘発が減る現象
テーマが引っかからない属性でも汎用は引っかかってしまうので使用率の高いカードから使えなくなるものをリストアップしておきます。
- 光属性
- 《エフェクト・ヴェーラー》
- 《原始生命態ニビル》
- 《PSYフレームギア・γ》
- 《天霆號アーゼウス》
- 地属性
- 《増殖するG》
- 風属性
- 《ドロール&ロックバード》
- 《フルール・ド・バロネス》
- 《召命の神弓-アポロウーサ》
削られるカードの中でも「増G」や「ヴェーラー」といった定番手札誘発が減るのは辛め、ただ万能無効誘発が手に入るという所を秤にかける形になりますね。
ただ現在では《マルチャミー・フワロス》という増G亜種が登場したので増G部分はこちらと差し替える事である程度の誘発体制を維持する事が可能になっているのが大きいでしょう。
他にも「ニビル」や「ドロバ」という刺さる相手にぶっ刺さるカードも引っかかります、EXデッキからはバロネスやアーゼウス、アポロウーサが引っかかります。
採用されているテーマ達
【シャーク】
メイン・EX共に水属性で統一しやすく、新規も同パック収録なので採用先として人気のテーマ。
【ゴーティス】
【シャーク】と同じく水属性主体のお魚デッキ。
【海皇】
こちらも水属性デッキ、シャークもそうですがこちらも同パック収録で新規が来たのが追い風となっています。
【ラビュリンス】
闇属性がメインのテーマ、罠カードを駆使する戦略なので更に相性が引き上げられています。
【転生炎獣】
炎属性中心のサイバース族テーマ、テーマ内の炎属性カードでほぼ機能できるので無理なく使っていけますね。
【天盃竜】
こちらも炎属性中心のドラゴン族シンクロテーマ、ワンショットを狙う一撃必殺戦法を取るのでこのカードの無効範囲の広さは心強いですね。
【M∀LICE】
闇属性サイバース族テーマ。
こちらも無理なく組み込む事ができ、EXデッキも選定しやすいので構築段階で組み込みやすいですね。
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