新規が登場し【スプライト】というエンジンも獲得した【リチュア】23.1リミットレギュレーション改訂により環境に顔を出す機会も増え、既存のデュエルターミナルカード達は高騰。
そして「シークレットユーティリティボックス」にての再録、ノーパラ再録ながら結構なお値段になっている上に在庫が吹き飛んでいるという事態に。
凄まじい人気テーマになっていますねぇ。
【スプライト】の出張性の高さ
まず書いておくのは【スプライト】の高い出張性能、大幅な規制によって純構築はパワーダウンしましたが他のレベル2軸のデッキで引っ張りだこですね。
【イビルツイン】【トライブリゲード】【リチュア】とレベル2を多用するデッキの強力な潤滑油となっています。
これ以上流行り、出張が目立つともう1つ規制が来てもおかしくないレベルですね、特にお互いのターンにレベル2モンスターを蘇生できる《スプライト・エルフ》は強力です、もはやレベル2のインフラですが、優秀すぎる故に危険視されています。
また《スプライト・レッド》《スプライト・キャロット》によるお手軽制圧も強力です。
【リチュア】主要モンスター
《イビリチュア・ネーレイマナス》
儀式・効果モンスター 星10/水属性/魔法使い族/攻3000/守1800 「リチュア」儀式魔法カードにより降臨。 (1):このカードが儀式召喚に成功した場合、自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 (2):このカードはEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない。 (3):1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。 自分フィールドの「リチュア」儀式モンスター1体を選んで持ち主の手札に戻し、その発動を無効にし持ち主のデッキに戻す。
11期「フォトン・ハイパーノヴァ」で登場した新規儀式モンスター。
レベル10と高レベルですが儀式リリースは同時に収録された《グリム・リチュア》で軽減でき簡単に着地が可能。
(1)の効果は墓地から水属性モンスターを蘇生、基本「リチュア」は水属性なので蘇生先に困らず《リチュア・アビス》のサーチ効果はターン1が付いていないので使いまわして複数回サーチが可能。
(2)はEXデッキから特殊召喚されたモンスターとの戦闘で破壊されない耐性、EXデッキに依存するデッキとの戦闘でグッっと強く出れます。
(3)は相手モンスターの効果発動に反応して自分の「リチュア儀式モンスター」をセルフバウンスし、反応したモンスター効果の発動を無効にしてデッキバウンス。
「発動無効」「デッキバウンス」と遊戯王で強い事を書いてあるカウンター効果、自分も大体の場面で「ネーレイマナス」を失いますがまた出し直せば良かろうなのだ。
《シャドウ・リチュア》
効果モンスター 星4/水属性/海竜族/攻1200/守1000 (1):水属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する場合、このカード1枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。 (2):このカードを手札から捨てて発動できる。 デッキから「リチュア」儀式魔法カード1枚を手札に加える。
《ヴィジョン・リチュア》
効果モンスター 星2/水属性/海竜族/攻 700/守 500 (1):水属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する場合、このカード1枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。 (2):このカードを手札から捨てて発動できる。 デッキから「リチュア」儀式モンスター1体を手札に加える
儀式リリースを軽減する効果と手札から捨ててサーチを行えるリチュア2種、昔のカードらしくターン1が付いていないのでサルベージすれば再発動が可能。
《リチュア・アビス》
効果モンスター
星2/水属性/魚族/攻 800/守 500
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「リチュア・アビス」以外の守備力1000以下の「リチュア」モンスター1体を手札に加える。
こちらは展開時にサーチを行うモンスター、こちらもターン1が付いていないのでビシバシ使っていけます。
《スプライト・エルフ》の素材にでき「エルフ」によりお互いのターンに蘇生もできます。
《グリム・リチュア》
効果モンスター 星2/水属性/魚族/攻 600/守 700 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):水属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する場合、このカード1枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。 (2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 デッキから「グリム・リチュア」以外の「リチュア」モンスター1体を特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は儀式モンスターでしか攻撃宣言できない。
「フォトン・ハイパーノヴァ」からの新顔。
このカードにもリリースを1体で賄う事ができる効果が付いています、また展開時に「リチュア」モンスターをリクルートと破格の効果ですが戦闘は儀式モンスターでしか行えなくなります。
こちらも《スプライト・エルフ》対応、お互いのターンに蘇生してレベル2の「リチュア」をリクルートする様はアドの権化。
儀式魔法など魔法・罠について
《リチュアの儀水鏡》
儀式魔法 「リチュア」儀式モンスターの降臨に必要。 (1):レベルの合計が儀式召喚するモンスター同じになるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「リチュア」儀式モンスター1体を儀式召喚する。 (2):墓地のこのカードをデッキに戻し、自分の墓地の「リチュア」儀式モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。
基本的な儀式魔法。
墓地からデッキに戻す事により「リチュア」儀式モンスターをサルベージする事ができます。
「儀水鏡」をデッキに戻し、サーチ可能状態にして儀式モンスターも回収する動きが近代遊戯王のカードクラス、ピン刺しでも運用可能。
《リチュアの氷魔鏡》
儀式魔法 「リチュア」儀式モンスターの降臨に必要。 (1):相手フィールドの表側表示モンスター1体をリリース、またはレベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「リチュア」儀式モンスター1体を儀式召喚し、自分はその元々の攻撃力分のLPを失う。 (2):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の「リチュア」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターをデッキの一番上に戻し、このカードをデッキの一番下に戻す。
「フォトン・ハイパーノヴァ」で登場した新たな儀式魔法。
相手モンスターからもリリースが可能な儀式魔法、そうしない場合は普通に自分の手札・フィールドからの儀式、メリットが付いて儀式召喚してライフを失うデメリットが付与されています。
相手モンスターのリリースですが儀式の方式に則る必要が無く「表側表示モンスター1体」をリリースすればなんでもよいです。
除去しながら儀式召喚するヤバいカード、ただし「リチュア」儀式モンスターは攻撃力が高めなので連打するとライフが危険域に突入します。
墓地から「リチュア」モンスターとデッキトップに戻し、このカードをデッキボトムに。
ボトムに戻すので引いちゃった現象が起きにくい、そもそもトップはモンスターで操作しているので《シャドウ・リチュア》を積めば引いて捨ててサーチが可能。
トップ操作は《イビリチュア・ジールギガス》のトップ公開効果を確定ヒットさせるのにも使えます。
《儀水鏡の集光》
通常魔法 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):デッキから「リチュア」モンスター1体を手札に加える。 (2):自分フィールドに水属性の儀式モンスターが存在する場合、自分・相手のエンドフェイズに、墓地のこのカードを除外して発動できる。 自分のデッキ・墓地から「儀水鏡の集光」以外の「儀水鏡」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
「フォトン・ハイパーノヴァ」で登場した通常魔法によるサーチ魔法、ただこれだけで便利なカードですね。
エンドフェイズと遅いですが水属性儀式モンスターが居れば墓地から除外してデッキ・墓地から「儀水鏡」をセットする事ができます。
儀式魔法をセットした場合自分ターンのエンドでセットすると破壊されたり見えているキーカードなので相手は除外を狙ってきたり来そうなので注意。
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