『チェーン不可』抵抗を許さない痛打となる効果のカード・起死回生にピッタリ

今回のテーマは痛み…ではなく『チェーン不可』のカードについて。

遊戯王OCGは効果に対して効果を重ねる「チェーン」の概念があります、こういう物を採用しているカードゲームは意外と少なく、他に頻繁に使うのはTCG黎明期から存在するMTGなどですね。

チェーンは効果に対する防御手段として非常に重要な要素です、それをできないという一方的に押し通す「チェーン不可」はやはり強烈ですな。

その「チェーン不可」なカードを見ていきましょう。

チェーン不可の王様《超融合》

速攻魔法
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

手札コストと手札融合を犠牲にした代わりに相手モンスターを素材にできる融合カード。アニメGX登場とアニメ産のカードでもあります。

融合先を問わないので非常に選択肢が広く様々な融合テーマで使われています、近年では素材が緩い融合モンスターが多いのも追い風、その影響で21.10改訂時点では準制限カードに指定されています。

速攻魔法なのもポイントで様々なタイミングで発動が可能、対象を取る除去に対して発動したりする事ができ、チェーン不可なので相手にサクリファイスエスケープも許しません。

当然《神の宣告》や制圧モンスターでも発動を無効にできず押し通す事が可能。

ただし永続効果で魔法効果を無効にされたり特殊召喚が封じられていれば発動できないという穴もあります。

盤面をヒックリ化せる超新星的カード「一滴」

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから、このカード以外のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。
その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。
このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードと元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を発動できない。

11期の開始と共に現れた現在で非常に有用なモンスター効果無効&攻撃力ダウンカード。

こちらも《超融合》と同じく速攻魔法となっており柔軟な使い方ができます、除去に対してサクリファイスエスケープしたり発動した魔法にチェーンしてその魔法をコストにするなどですね。

チェーン不可はコストの種類によって変動、大体制圧モンスターが見えていればモンスターをコストにするのが多いですね、罠などのチェーンを恐れる場合は罠をコストにしたいですが昨今罠は少なめなデッキも多いので覚悟の上でって感じですね。

上述した様に発動した魔法カードにチェーンすれば魔法のチェーン不可を簡単に達成が可能、永続・フィールド魔法だと発動時効果的に厳しい事もありますが…逆もありサーチ効果使用後の「炎舞-天キ」なんかはコストにしやすいですね。

対象を取らない効果無効・打点半減でチェーン不可となると大体のモンスターによる制圧を突破可能としてくれます、モンスター効果重視の現代遊戯王ではチョイスしやすい妨害ですね。高いですが…

対モンスター特化《冥王結界波》

通常魔法
このカードの発動に対してモンスターの効果は発動できない。
(1):相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。

モンスター効果無効は《禁じられた一滴》と被りますがコストが不要で範囲がデフォルトで相手フィールド全体に及びます、チェーン不可なのはモンスター効果のみとなっております。

対モンスターに徹底したカードって感じですな、モンスター効果による制圧が増えるとサイドでよく見かけるカードです。

通常魔法なのでタイミングは制圧された時にメイン入って最初にぶっぱする運用が多め「一滴」程の強烈さが無い分コスト要らずなので気軽に使っていけるのが魅力。

相手が受けるダメージが0になるのでそのままゲームを決めてしまう事は不可能となっております。再録されて安いのも良きかな。

身に染みる強さ「アクセスコード」

リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/サイバース族/攻2300
【リンクマーカー:上/左/右/下】
効果モンスター2体以上
このカードの効果の発動に対して相手は効果を発動できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、そのリンク素材としたリンクモンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力は、そのモンスターのリンクマーカーの数×1000アップする。
(2):自分のフィールド・墓地からリンクモンスター1体を除外して発動できる。
相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
このターン、自分の「アクセスコード・トーカー」の効果を発動するために同じ属性のモンスターを除外する事はできない。

自身の効果発動に対して相手のみにチェーンを許さないフィニッシャーとなれるカード。

(1)のリンク召喚時効果により《奈落の落とし穴》《激流葬》といった召喚反応の罠カードを封じ、身を守る事ができます(2)の効果で破壊したカードがそれらだった場合してやったりって感じですねぇ。

ただ(1)の効果と(2)の効果を続けて使いたい場合、(1)効果処理後にスペルスピード2以上用の優先権を相手に渡す必要があるので《エフェクト・ヴェーラー》などを打ち込める隙が発生します。

効果にチェーン不可の厄介さは多くのデュエリストが経験しているかと思います。本当に計算とか戦術が狂っちゃいますよねぇ。

チェーン不可は効果発動に対してなので《神の宣告》など召喚無効に対しては無力。

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