23/1リミットレギュレーション環境が正式にスタートしてまだ日が浅く環境初期ですが、大規模な規制を受け流石にもう無理かと思われた【ティアラメンツ】がまだ元気ですね。
なんたる底力…規制しても規制しても生き残った「征竜」を彷彿とさせますなぁ。
「キトカロス」の代わりに《沼地の魔神王》は本物だった
《沼地の魔神王》
効果モンスター 星3/水属性/水族/攻 500/守1100 (1):手札・フィールド・墓地のこのカードは、融合モンスターカードにカード名が記された融合素材モンスター1体の代わりにできる。 その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。 (2):このカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。 デッキから「融合」1枚を手札に加える。
「キトカロス」の禁止により融合素材を失った「ルルカロス」禁止が発表された時《沼地の魔神王》で代用できるから!と言われていましたがコレがガチだった模様です。
今の【ティアラメンツ】の優勝レシピでは多くのデッキで3枚採用されています。
墓地でも代用できるのが非常に噛み合っていますねぇ。
また《融合》を1枚採用して手札から墓地へ送りつつ融合手段も確保できる様になっています。
《暗黒界の龍神王 グラファ》
融合・効果モンスター 星10/闇属性/悪魔族/攻3200/守2300 「暗黒界の龍神 グラファ」+闇属性モンスター このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):相手がモンスターの効果・通常魔法・通常罠カードを発動した時に発動できる。 その効果は「相手は自身の手札を1枚選んで捨てる」となる。 (2):融合召喚したこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。 自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「暗黒界の龍神 グラファ」1体を選んで特殊召喚する。 その後、手札があるプレイヤーは自身の手札を1枚選んで捨てる。
《沼地の魔神王》ギミックを採用するならこちらも採用できるギミック。
相手の効果を1度ハンデス効果に変換する事が可能、流石に(2)の効果までは使えませんが今の構築ならば十分採用する価値のあるカード。
「イシズ」関連ギミックもまだまだいける
《古衛兵アギド》
効果モンスター 星4/地属性/天使族/攻1500/守1300 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):手札・デッキからカードが相手の墓地へ送られた場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、自分の墓地から「古衛兵アギド」以外の天使族・地属性・レベル4モンスター1体を選んで特殊召喚できる。 (2):このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。 お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。 その後、自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、自分または相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る事ができる。
【ティアラメンツ】流行の最初のキッカケとなった「現冥」ギミック、23/1環境では「ティアラメンツ」カードが薄くなったので増量される傾向にあります。
「現冥」で規制されているのは《古衛兵アギド》《宿神像ケルドウ》が制限カードになっているので《古尖兵ケルベク》《剣神官ムドラ》が増量されています。
「ムドラ」は墓地肥やし効果ではなくデッキ修復効果、当たり札が規制によって痩せ細っているので修復は重要ですね。
《朱光の宣告者》
チューナー・効果モンスター 星2/光属性/天使族/攻 300/守 500 (1):相手がモンスターの効果を発動した時、手札からこのカードと天使族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。 その発動を無効にし破壊する。
こちらも制限となっている手札誘発のモンスター効果無効、採用枚数が再び増加した「現冥」ギミックとすこぶる相性が良いので強力、制限なのも納得ですね。
《宣告者の神巫》
チューナー・効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 500/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキ・EXデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルはターン終了時まで、そのモンスターのレベル分だけ上がる。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。
手札・デッキから「宣告者の神巫」以外のレベル2以下の天使族モンスター1体を特殊召喚する。
これら天使族のお供となるお馴染みのカード。
今期の【ティアラメンツ】は若干以前の構築に戻りつつある印象がしますね、今までの構築を色々継ぎ足して形を保っている感じがします。
環境解明が進むまでなんとも言えませんが、このまま調子が上がっていくと更に規制されかねない!?
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