今回は《No.86 H-C ロンゴミアント》について色々と考えていきます。
改訂来そうなタイミングなので今しかないかもしれませんからねぇ。
環境においても【幻影騎士団】が狙ってくるカードでその強さの一翼を担う強烈なエンドモンスターでもあります。
5体素材以上はその強さと回答の少なさで詰む事も多々あります。
【ヒロイック】に新規が来たばかりではありますが

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士族/攻1500/守1500
戦士族レベル4モンスター×2体以上(最大5体まで)
(1):相手エンドフェイズに発動する。
このカードのX素材を1つ取り除く。
(2):このカードのX素材の数によって、このカードは以下の効果を得る。
●1つ以上:このカードは戦闘では破壊されない。
●2つ以上:このカードの攻撃力・守備力は1500アップする。
●3つ以上:このカードは他のカードの効果を受けない。
●4つ以上:相手はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
●5つ以上:1ターンに1度、発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
登場したのは2014年4月の『ザ・デュエリスト・アドベント』ですね【ヒロイック】新規から「ハルベルト」「サウザンド・ブレード」と他のテーマにも出張したカードと一緒に収録されました。
また同時収録新規テーマの【テラナイト】でも好相性を誇りました。レベル4軸の戦士族デッキでは問答無用のフィニッシャーとなりますね【六武衆】でもよく見かけますね。
当時は《ソウル・チャージ》を使えたのでそこから5素材ロンゴミアントは結構イージーだったりします。《神の宣告》などの召喚無効の採用率が高い時代でしたが制限でしたしねぇ。
思い出話はここまでにしてこのカードは前述の通り【ヒロイック】カードでもあります、つい最近強化が渡されたテーマですねぇ。
5体以上素材の「ロンゴミアント」は攻撃力自体は3000で止まりますが戦闘耐性を含む完全耐性と相手の特殊召喚を許さないので「壊獣」でも回答になりません、そして相手フィールド全破壊と強い事をこれでもかとぶち込んだカード。
素材が減っていきますがタイミングが相手エンドフェイズとゆっくり遅めとなっています。
このカードの禁止説はよく飛び交うのですがどうなるでしょうかね?海外TCGでは禁止されています。
このカードを採用するデッキで環境に存在するのは【幻影騎士団】ですね、このカードの主な使い方は《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》を使用して「ロンゴミアント」に素材を足していく方法。
なので《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》の方を禁止にすればよいとの声もあります。

エクシーズ・効果モンスター
ランク3/風属性/魔法使い族/攻1000/守2600
レベル3モンスター×2体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した時、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
その効果は「お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする」となる。
(2):このカード以外の自分フィールドの「No.」Xモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする(このカードがX素材を持っている場合、それらも全て重ねてX素材とする)。
回答札・あまり多くはないし受けが狭め・だから強い
対策となるカードは多くはありませんし結構ニッチというか受けが狭めでありますね。
基本となる対策としては《神の宣告》などで召喚を無効にしたり素材が並んでいる時点で破壊など妨害で止める、といった水際になります。
また「ロンゴミアント」の攻撃力が3000という事で効果破壊耐性を持った攻撃力3000以上のモンスターが居れば受け止めきれる事ができます。
しかし打点・破壊で超えれないなら相手も素材数的に他のカードに切り替えて処理されると思いますがパーフェクトロンゴミアントが出てくるよりかはいいかと思う所ですね。
《深淵の宣告者》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1500LPを払い、種族と属性を1つずつ宣言して発動できる。
宣言した種族・属性のモンスターが相手フィールドに存在する場合、相手はそのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。
このターン、相手はそのモンスター及びその同名モンスターのモンスター効果を発動できない。
刺さる時は非常に刺さるカード。
相手にモンスターの墓地送りを行わせるというカード。
MTGだと「布告除去」という通称で耐性持ちを突破する際によく使われる除去手段と似ている所がありますね。
ただし墓地へ送るのは相手が選び、このカードの宣言範囲は種族と属性なので他に闇属性・戦士族が居た場合にはそちらを墓地へ送られてしまいます。
【幻影騎士団】の場合だと闇属性・戦士族テーマなのでほぼ効果を期待できないのが泣き所。
《イタチの大暴発》

通常罠
(1):相手フィールドの表側表示モンスターの攻撃力の合計が自分のLPよりも高い場合に発動できる。
相手フィールドの表側表示モンスターの攻撃力の合計が、自分のLP以下の数値となるように、
相手は自身のフィールドの表側表示モンスターを選んで持ち主のデッキに戻さなければならない。
【ダイノルフィア】登場時に話題になったカード。
こちらも相手にバウンスを強要するので耐性を無視してバウンスさせる事ができます。
ただしライフ差分が必要になるので難易度と運要素高し。
《エクシーズ・オーバーディレイ》

速攻魔法
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):相手フィールドのX素材を持っているXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのX素材を全て取り除き、対象のモンスターを持ち主のEXデッキに戻す。
取り除いたX素材の中にモンスターカードがあった場合、さらにそのモンスターを墓地から可能な限り相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは1つ下がる。
一見完全耐性を持つ「ロンゴミアント」に通じ無さそうですが公式裁定として素材を取り除ける事になっています。
素材が取り除かれて耐性も失う形になるのでバウンスも適用されます。素材のモンスター達が特殊召喚されますがレベルが下がっているのでエクシーズでの再利用は難しめ。
ただリンク召喚がある現代遊戯王ではそれらも腐りきってしまう可能性は下がりました。
チェーン不可なので安全に通るのは強みですね。

結局の所、対策としては召喚させない、汎用カードで対策できる範囲の水際対策がベストに感じますね。
コメント
長時間待たされてこんな糞みたいなカード出される相手の気持ち考えたことあるんかな?コナミは
そもそも先攻の1ターンめで5素材ロンゴミが出てくるんだが書いてる奴はエアプ?
マスターデュエルの記事かこれ?
紙だとメガリスレベルの交通事故程度だから対策必要ないもんな
ちゃんと見出しにマスターかどうか書いとけや。邪魔^^