今回は「マスターデュエル」における永続カードによるメタカードについて。
改めて「マスターデュエル」でやってると《スキルドレイン》や《王宮の勅命》はやっぱシングル戦だとエグいと再実感しますねぇ。
OCGだとマッチも加味されていますが、現状シングルのみの「マスターデュエル」だと強さが1段階上がっている感じがしますね。
フィールドのモンスター効果無効は現代遊戯王に刺さる刺さる

永続罠
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
初登場は2002年の『ガーディアンの力』で収録と昔ながらのカード。
国内では準制限、海外では制限まで指定されていた時期もあるカードです、以前からの使い方では「スキドレバルバ」「スキドレクリフォート」などがありますな。
発動には一応ライフコスト1000点がありますが気になる場面は少ないですね、ライフを詰められて1000以下ならこのカードの発動どうこうって場合でも無さそうですし。
現在では【エルドリッチ】が得意としています。邪魔になると《黄金卿エルドリッチ》の墓地効果コスト充てて無駄のない使い方ができますね。
テーブルトップOCGではマッチ戦も加味されてサイドデッキから《サイクロン》系統のバック除去手段を取っていけますがシングル戦での「マスターデュエル」では結構な厄介さです。
メインから《サイクロン》系を取るのもバックに依存しない相手とマッチングすれば腐ってしまうのでデュエルが高速化するにつれて採用されなくなってきましたからねぇ、以前は罠での妨害が多かったので普通に採用されていましたが…
《王宮の勅命》

永続罠
このカードのコントローラーはお互いのスタンバイフェイズ毎に700LPを払う。
700LP払えない場合このカードを破壊する。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、フィールドの全ての魔法カードの効果は無効化される。
エラッタされても反省していないと評される《王宮の勅命》魔法カード版《スキルドレイン》とも言える効果ですね。
お互いのスタンバイにライフ700が維持コストとして要求されます。
発動して効果が適用されてしまえば《サイクロン》系で割る事ができなくなります、魔法で割る際は発動時にチェーンして適用前に破壊するとかでしょうかね。
墓地の魔法は無効にならないので《ギャラクシー・サイクロン》の墓地効果で割る事もできます。
またモンスター効果で割ってしまうのも良しですね《スキルドレイン》と同時に使われると泣き崩れます。
【真竜】などで相手の魔法を封じ、自分の動きの邪魔になるとリリースするといった戦法が強力です。
最終的にシングルにおけるメタ永続カードにはメインデッキからある程度の対策を講じる事になるかと。
腐る可能性がある事も覚悟での折り合いを付けるしかないですね。
特に環境クラスでは年々汎用罠の採用は罠型を省くと少なくなっているのでこういったメタ札が強くなっていく傾向ですな。
コメント
こういうのに頼ってるデッキはサイドデッキ積めないシングルじゃ後攻勝率著しく悪いからそう驚異でもない。
先行だからといってトップ環境に優位取るには運ゲーを強いられる。
結局ドライトロンやら鉄獣には勝てない。
開始前にお互いのデッキ公開、数十秒間サイド入れ替えの時間設けるとかじゃだめなの?