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《グローアップ・バルブ》考察・おかえりなさい・シンクロデッキのみならず活躍を見込めるカード

カード

23/4/1リミットレギュレーションから制限カードに復帰となる《グローアップ・バルブ》このカードの緩和は予想外でした。

今だと「ハリファイバー」が禁止なので許された感じでしょうか?それと「デュエリスト・ネクサス」以降もシンクロが多く控えているのもありますかねぇ。

しかしこのカード、利用方法はシンクロだけに留まりません、約4年ぶりに帰ってくるこのカード実力は十分に思えます。

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自己蘇生効果とデッキトップ墓地肥やしできるレベル1チューナー

《グローアップ・バルブ》

チューナー・効果モンスター
星1/地属性/植物族/攻 100/守 100
このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。
自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。

デッキトップを墓地へ送って自己蘇生と中々意味の分からないレベルに強いテキストを持つモンスター。

強力すぎる分この効果はデュエル1が付けられています。

なので制限カードで1枚採用でもまぁあんまり問題が無いっちゃ無いですねぇ。

ステータスもレベル1・地属性・植物族チューナーと良好です。

デッキトップを墓地へ送るのはコストではなく、効果によって墓地へ送るので「効果で墓地へ送られた」モンスターなどの効果誘発も狙うことができます、かなり運要素が出てきますが。

規制と緩和を繰り返す歴史

このカードは規制と緩和を繰り返しているカードです。

登場は2010年の「スターストライク・ブラスト」とシンクロ期、2012/3/1の改訂にて禁止となりました。

9期になり2015/10/1改訂にて制限で復帰、アニメは「ARC-Ⅴ」放送中でシンクロ次元編に突入といったシンクロ推進時期でしたね。

その後、万能墓地肥やしである《ラヴァルバル・チェイン》の禁止や【EM竜剣士】などのインフレの影響で2016/4/1改訂では無制限に、デュエル1で墓地肥やし手段も失い、今みたいにリンクがありませんでしたからね。

そして10期がスタート、リンク召喚が登場したのでこのカードの利便性は大きく向上、《サモン・ソーサレス》や《水晶機巧-ハリファイバー》といったカードによってアクセスでき大流行。

そしてその状態では流石に許されず、2019/1/1改訂で禁止カードに。

そして今回の2023/4/1と12期の開始と共に制限へ復帰、上述のアクセス手段である2枚のリンクモンスターは禁止となっているので緩和となった所でしょうか。

「ハリファイバー」不在でアクセス面が下がってしまったのは緩和理由の1つか

問題としてこのカードへのアクセス手段、以前禁止前は《水晶機巧-ハリファイバー》によりデッキから特殊召喚する事で容易にアクセスする事ができました。

今では「ハリファイバー」は禁止になっているのでアクセス手段が限られてきます。

汎用カードからだと《ワン・フォー・ワン》でリクルートしたり《おろかな埋葬》で墓地へ送り込むなどでしょうか。

これらサポートも制限カードなので安定した動きには難しいです、あんまり考えずに引いた時に召喚して素材にした後に蘇生して展開を伸ばせる上ブレ札として採用するのも良いかもしれませんね、この場合デッキの召喚権と相談する必要があります。

植物族デッキならば《ローンファイア・ブロッサム》を使っていく事でリクルートの選択肢の1つとなってくれますな。

このアクセス手段の低下が緩和措置の要因の1つとも考えられますね。

使い道・シンクロやリンクのお供に

昔だとシンクロ召喚への活用がメインでしたが今ではリンク素材としても優秀なモンスターとなっています。

シンクロ召喚ではチューナーのこのカードを素材にシンクロ召喚を行いバルブの自己蘇生で更にレベルの高いシンクロモンスターへステップアップさせていく事が可能です。

メインデッキに高レベルモンスターが入っているデッキならばレベル8+1などでレベル9シンクロなど高レベルシンクロも扱いやすくなります。

またレベル1なのでローレベルシンクロも得意としており《フォーミュラ・シンクロン》といったシンクロチューナーモンスターの展開にも適役となっています。

《フォーミュラ・シンクロン》

シンクロ・チューナー・効果モンスター
星2/光属性/機械族/攻 200/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
このカードの(2)の効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚する。

地属性チューナーなのを活かす場合には地属性デッキにて《ナチュル・ビースト》といった魔法に対してメタを張れるカードを展開する事もできます。

現代遊戯王でもなんやかんやでお強いですねぇ。

《ナチュル・ビースト》

シンクロ・効果モンスター
星5/地属性/獣族/攻2200/守1700
地属性チューナー+チューナー以外の地属性モンスター1体以上
(1):魔法カードが発動した時、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送って発動できる。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、その発動を無効にし破壊する。

リンク素材としても適正が高く、レベル1なので《リンクリボー》に変換して相手の攻撃を牽制したり、自己蘇生する事でリンク2に辿り着くといった芸当も可能。

《リンクリボー》

リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/サイバース族/攻 300
【リンクマーカー:下】
レベル1モンスター1体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをリリースして発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで0になる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル1モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

「ハリファイバー」が使えた時代はそれだけでリンク4まで到達しましたねぇ。

今でも1枚でリンク数を2稼げるっていうのは有能です。

ドラゴン隊長
ドラゴン隊長

チューナーで簡単に自己蘇生ができる…今の遊戯王ではとてつもなく便利なカードである事に間違いはありませんなぁ。

コメント

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