遊戯王OCGのみならず他のTCGでも言われているのが「墓地は第2の手札」使い終わった・倒されたカードをリソースとして再活用する、というのはやはり強力なシステムですね。
そこで活躍するのが墓地を封じるカードや墓地の効果に干渉するカードです。
その中でも特に優秀なのが《墓穴の指名者》手札誘発キラーとして採用される傾向にありますが墓地対策としても充分な強さを誇っています。
個人的に《灰流うらら》よりデッキの枚数分欲しいカードです。
墓地除外のみならず効果も無効にする

速攻魔法
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。
21.10のリミットレギューレーションでは準制限に指定されているカード。
初出は2018年1月発売の「フレイムズ・オブ・デストラクション」でノーマルで収録されました、各種「トロイメア」や《無限泡影》も登場した強いパックですねぇ、おじいちゃんが指名されているイラストです「えぇ?ワシぃ?」
効果範囲はモンスターに限定されており、そこはなんでも墓地除外できる手札誘発《D.D.クロウ》との違いですね。
主に手札から捨てて発動する手札誘発カードに対策する為に搭載されますが純粋に墓地除外札としても強力です。

《墓穴の指名者》の強みは同名カードの効果を無効にする点ですね、自己蘇生などでは《D.D.クロウ》と同じ使い方になりますが、対象を取らない他のカードをサルベージしたり蘇生する効果を無効にしてしまうのは強力です。
またよくある墓地へ送られるとサーチする効果なども止めれるのが偉大ですね。
効果適用の長さに注意
適用期間が次のターン終了時までなので自分ターンに《灰流うらら》を無効にした場合、相手ターンに自分の「うらら」を発動しても効果無効になるので注意です、ついつい忘れてしまう場合もありますね。
手札誘発ナシでデュエルする場合でも積みたいカードですね、基本的に墓地に全く触らないデッキは結構な少数派ですからね。
私は【青眼】には何が何でも積んでいますカードを捨ててサーチを多用するので《灰流うらら》を通しちゃうとかなり厳しくなるテーマですからねぇ(汗)
それ以外のデッキでもやはり優先度は高め、それくらい汎用性が高いカードですね。
デッキ分の枚数確保がお値段的に難しいのでそういった場合は《D.D.クロウ》も良いですな【トライブリゲード】など種族や属性シナジーがあると《D.D.クロウ》は強力になったりします。

そろそろもう1回再録してほしいですね…2月のヒストリーアーカイブに収録されたりするんでしょうか…
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