ここしばらくの遊戯王で思っている事はやはり凄まじい速度のインフレですかね。
自分の思う事を整理する意味も兼ねて最近のインフレについてまとめていきます。
これらのカード達がマスターデュエルでの実装を控えていて正直ビビってます。
どこにどう着地するのが良いんでしょうかねぇ…
きっかけは『バースト・オブ・デスティニー』辺りから
遊戯王OCG自体、スタン落ちも無いので新しいパックを売るためには新しいカードを強くしないといけない…これは必然的な流れで、逆らいようがありません。
幸い遊戯王はファン・カジュアルユーザーが多いので全部が強くないといけない訳ではないのがかなり大きく、それによって売上以外にもゲーム性が保たれている感じがします。
コスト上ガチが多めの「マスターデュエル」ではこの問題を大きく抱えていますが。
さて、このインフレきっかけとなったのは個人的に2021年夏に登場した『バースト・オブ・デスティニー』辺りかな、と思います。
【相剣】【ふわんだりぃず】「デストロイフェニックスガイ」が登場したパック
上記の環境テーマの登場と環境で大きく騒がれた「デスフェニ」登場のパックですね。
【相剣】は環境に躍り出るもののメタカードである《トークンコレクター》がサイドに搭載されたりして苦しくなり、「勇者トークン」も出てきて天敵の《トークンコレクター》採用が増える一方、かつインフレによって埋もれてしまいましたね。
【ふわんだりぃず】は弱点を補う新規とメタ的な戦い方によって現在の環境でも見かけますな、特に今流行のシングルデュエルにて強いのも追い風。
「勇者トークン」の登場
2021年8月になるとデッキビルドパック『グランドクリエイターズ』から【勇者トークン】が登場、デスフェニと合わせて出張しまくりでした。
これにより出張セットで効果無効とフリチェ破壊を構える事ができていました、【勇者トークン】は規制も早く4ヶ月で規制が入り、その後更に規制が強化されました。
『アルバ・ストライク』にて《烙印融合》が登場
2021年12月、冬のストラクチャーデッキとして『アルバ・ストライク』が発売。
デッキ融合である《烙印融合》の人気は凄まじく、あちこちで売り切れシングルでも結構なお値段となっていました。
これも出張性が高く【烙印○○】といったデッキが幾多も生まれました。
【烙印デスピア】は環境に入りましたが2022年7月のリミットレギュレーションで規制。正直【スプライト】【ティアラメンツ】と同居してる内は規制しなくても良かったんじゃないかと思ってます。
【セリオンズ】環境に居た期間は短かった
2022年1月のパック『ディメンション・フォース』からは【セリオンズ】が登場しました。
強いテーマではあるのですが圧倒的という訳ではなく環境入りもしましたが期間・入賞数はそれほどといった感じでしたね。
僕の今の愛用テーマです、こういったシンプルに動くテーマが好きなんです。
【神碑(ルーン)】こちらも短命・今は混合で頑張る
2022年3月のデッキビルドパック『タクティカルマスターズ』が発売、【神碑】が登場。
デッキ切れ(LO)戦略を取るテーマでそのデッキを削る能力から大会で結果を残しだしましたがこれまた環境に居た期間は短かったです。
今は混合デッキのパーツとして使われている事が多いですね。
とんでもパック【スプライト】と【ティアラメンツ】を収録
2022年4月には『パワー・オブ・ジ・エレメンツ』が発売。
現在の環境デッキである【スプライト】と【ティアラメンツ】を収録したパックとなっています。
【ティアラメンツ】は初動より今の主流である【イシズティアラメンツ】になるパーツが登場したデュエリストパック『輝石のデュエリスト編』で更に化けた感じですね。
また22.7のリミットレギュレーションで《餅カエル》が禁止になるなど【スプライト】にいくらかのダメージが入りました。
このままの速度で大丈夫なのだろうか
いやぁ、まとめてみるとこの1年で色々ありましたね。
特に最後であり最新である【ティアラメンツ】【スプライト】は強烈で9期の【真竜】【十二獣】を思い出します。
9期の時のインフレを断ち切った方法はご存知「リンクショック」を発生させた10期ルール変更ですね。
流石に「第二次リンクショック」になるようなルール変更をするといかに遊戯王というコンテンツでも保たなさそうですし痛い目にあったのでコナミ側もやらなさそうです…しかし今のインフレを落ち着かせる調整はそろそろ必要かもしれませんね。
またマスターデュエルではこれらのカードはほぼ実装されていないのでマスターデュエルは実装する時に大変な事になるかもしれませんね。
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