今の遊戯王OCGで特にリミットレギュレーション改訂にて動いている要素の1つが「2022年の後片付け」でしょう、簡単に言うと「2022年のスーパーインフレの規制」ですね。
2023年も半分が終わりましたが、遊戯王OCGは2022年の尻拭い…ツケ払いをする事となりましたねぇ。
適度なインフレならばカンフル剤になる

まずインフレについて、これはカードゲームなら避けては通れない道であり、どうしても強めなカードが出てしまうのは仕方がありません。
適度なインフレはユーザーが盛り上がる要素にもなり得るので悪い所ばかりではないというのが僕の認識です。
同じカードが何年もの間ずっと強いってのもアレですしね。
いわゆるカンフル剤的な役目になりゲームが元気になる要素でもあるかと。
ただ2022年の遊戯王はやりすぎましたねぇ…出るテーマがどれも強烈で短いスパンで上塗りしていった感じですな。

【スプライト】【ティアラメンツ】【ビーステッド】【クシャトリラ】と1年の間で目まぐるしくパワフルなデッキが登場しました。
これらのデッキの登場は大きな規制も生み出す事となりました。
規制枚数は「パワー・オブ・ジ・エレメンツ」からは11枚のカードが規制され、1パックでの規制枚数No.1のパックとなりました。
あまり名誉な事ではないのですがこれらのカードを規制するにあたり2023年っていうのが「後始末期間」みたいになっちゃってますね。
インフレはカンフル剤…そしてそれは「元気の前借り」とも、2023/7/1リミットレギュレーションで大分片付いた感じがしますが更に規制されるカードが出てきてもおかしくはない状態ですね。
冒頭で触れた通り適度なインフレならばちょっとした刺激で悪くないのですがやはりやり過ぎると影響が長く尾を引く形になりますねぇ。
今後はしばらく大人しいデフレ期間に入るのがインフレ後のカードゲームの常ですが、はたしてどうなるかですねぇ。
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