遊戯王OCG・24/4リミットレギュレーション改訂結構甘めと不満の声も

2024年4月に適用されるリミットレギュレーションについて聞こえてくる声について、それに対する個人的な考えについて書いていきます。

結果的にかなり甘い改訂となってガッカリしたとの声が多め、商売優先の忖度改訂という声も多いです、そう言われても仕方がない形に見えてしまうのも仕方がないと感じる内容ではあります、ガチガチに規制するのも不満が噴出しますが、ヌルすぎるのも考えものというのを実感した感じ。

かなり内容が薄味だったのでネット上での反応もイマイチ、賛否の声ではなく反応そのものが少ないといった事態。

再録されたばかりの《篝火》は規制回避ながらも次回改訂で危ぶまれる

クォーターセンチュリークロニクル「PRIDE」でスピード再録されたばかりの《篝火》は規制回避、再録直後に即規制すると不満の種になりますからね、今回の全体的に保守的な改訂でも仕方がない部分とも言えます。

しかしそこが商売を優先する改訂と印象が付いてしまうのも否めません、今回の改訂で回避してもまた次回になると環境が大きく動かなければ規制候補である事に変わりはありません。

再録タイミングと改訂発表がピタリと重なってしまったのも要因の１つ。

今後、サーチカードで考えると使用するテーマが環境に来るたびに規制と緩和を繰り返す炎舞天璣の様なカードになるかもしれません。

制限カードでは「罪宝狩りの悪魔」が制限カードになりました、出張としてはそもそも１枚挿しが多いカードなので効果的にどうなるか、今後の「罪宝スネークアイ」の新規によるパワーバランスを鑑みた可能性もあり。

パワーカードなのに間違いは無いので制限に規制は納得です。

それと制限カードでは「センサー万別」メタ永続罠への規制がドンドン強化されていく中、センサー万別も制限にまで規制強化されました、こういった背景としては強さもそうですが、ユーザーに対する不快指数の高さとシングルデュエルでの大会が多くなった事が要因でしょう。

シングル戦でメインから積んでいけるデッキに当たると対処困難で、張られると動けずそのまま負ける事も多々ありますからね、ここは時代の流れと言えるでしょう。

リトルナイトやキリンといったカードは準制限に留まりました、これはそれほど大きなダメージにはならなさそうです、特にリトルナイトの準制限には疑問符を浮かべるプレイヤーが多かったです。

基本的な考えではEXデッキのカードは無制限か禁止か制限というのが主流、準制限は確かに半端です《強欲で金満な壺》でのかさ増し対策としてもそれなら制限でも良かったんじゃ…と思えます、もしくは次は制限にするという構えなのかもしれません。

現環境でそれほどまでに突出したテーマが無いというのもありますが、改訂後もあまり動か無さそうというのが素直な感想。

今後出てくるテーマがこれまた強いとなるとまた違ってきそうですが、ちと再びインフレ加速気味な気はしています。

「強欲で金満な壺」の規制はやっとかとの声が多め、確かに２ドローカードではデッキをかなり選びますが、上手に使えるデッキならばほぼ問題ないカードですからね【粛声】といったデッキへの牽制に見えます。

そして昨今話題の《カイザーコロシアム》も準制限に、規制候補としてかなり高いポジションと予想されていましたが、準制限に踏みとどまりました、準制限ならまだまだ使われるかなという印象です、まだ暴れる様であれば次回に制限化されてもおかしくはなさそうです。

緩和については個人的に大体いい感じかなぁと思っています、緩和が望まれていた、予想されていたカードとして大きく２枚。

《マジェスペクター・ユニコーン》と《超魔導竜騎士－ドラグーン・オブ・レッドアイズ》ですね。

ユニコーンは【マジェスペクター】新規の時のレベル指定により帰って来るのか！？と思われてましたが２回連続で緩和無しでズコー！となりましたね（汗）

そして「ドラグーン」これは願望に近い形に見えますが、アナコンダ不在でカードプールも変わった今１度緩和してみるのも？と言う声が多いです、《烙印融合》から特殊召喚できる強烈なカードなので慎重になるのは分かります、危険球ではあるのですがファンの多いカードでもありますからね。

一言で表すならば中々に「日和ってる」改訂、これは今後の製品のカード内容も把握している開発部の考えあっての事なのかなとは思います。

７月までに強力なテーマで環境を上書きするのも遊戯王OCGではよくある事なのでこの辺りプレイヤーは時間に任すしかないですね。

月１で色々改訂をやっているマスターデュエルと比べて３ヶ月に１度でこれなのか…といった声も見受けられ、ここ数年での遊戯王OCGの変化の大きさを実感しています。