採用できるデッキは限られてきますが採用できると強力なメタとなる罠カードに《御前試合》と《群雄割拠》があります。
今回はこの2枚について紹介していこうと思います。
相手に刺さらない場合もある
《御前試合》

永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ1種類の属性のモンスターしか表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの属性が2種類以上の場合には
1種類になるように墓地へ送らなければならない。
《群雄割拠》

永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いのフィールドにそれぞれ1種類の種族のモンスターしか表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの種族が2種類以上の場合には1種類になるように墓地へ送らなければならない。
最近の再録では《群雄割拠》が2017年の『デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ』にてノーマル
《御前試合》が2018年の『ストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-』でノーマルとなっています。
効果の方はそれぞれ対になっているようなカード効果ですね。
《御前試合》が1種類の「属性」のみしか存在を許さず、《群雄割拠》が1種類の「種族」しか存在を許しません。
それぞれデッキ構築にて「属性」や「種族」を統一しているデッキならば自分には少ない影響で相手にこの制約を課す事ができます。
かなり強烈な制約を発生させますが、相手も統一デッキだった場合はそよ風になります。
注意点としてEXデッキにて汎用カードを使う際には自分にも影響が出てしまいがちな点があります、そこには目を瞑るか構築を寄せる・割り切るなどの判断が必要ですな。
まぁ常に《群雄割拠》《御前試合》発動下でいる訳でもありませんしねぇ。
元々EXもテーマカードが主軸だったりして種族・属性一致が多いと更に使いやすくなります。
更に種族も属性も統一されていると両方採用する欲張りプランも可能となったりします。
主に使われているデッキテーマ

《群雄割拠》を使うデッキ
- 【エルドリッチ】
- 【六花】
- 【相剣】
- 【ダイノルフィア】
- 【真竜】
- 【双天】
種族寄せというのはテーマで組む遊戯王では扱えるデッキは中々に多いです、上記のテーマもEXとの兼ね合いや構築によってまた変わったりもしますがメインギミックを阻害する事は少ないですね。
種族統一としてやりやすい種族は「戦士族」「アンデット族」がやはり有力、メインもEXも統一されやすいデッキが多いですね、「ドラゴン族」や「天使族」「魔法使い族」も次いで有力ですがこれらはちとEXに他種族を扱う事が多い印象です。
《御前試合》を使うデッキ
- 【エルドリッチ】
- 【双天】
- 【イシズ】
- 【エクソシスター】
- 【シャーク】
- 【マリンセス】
属性を寄せるデッキも《群雄割拠》と同じく結構多かったりします。
特に【双天】は戦士族で種族統一・光属性で属性統一されているのでどちらも採用できる強みがあり、EXもテーマで統一しやすいのでかなり高い適性あります。
属性なら【シャーク】【エクソシスター】【マリンセス】なども分かりやすさがありますね。

刺さるととんでもない威力を発揮するカード達です。逆に相手も統一してたらほぼ何も起こらない事も。デッキを組む時統一性があったら考えてみるのも良いですね。
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