遊戯王の中でもかなりの人気を誇るテーマ【シャドール】9期初期に登場したデッキでずっと使われていますね。
ストラクや11期で新規を貰え、大会などトーナメントシーンでも活躍が続くデッキですね。
今回はここ最近のシャドールデッキについての傾向を探っていきます。
流星のごとく現れた【ティアラメンツ】軸

効果による墓地肥やしと融合効果を内蔵しているテーマ。
相性が悪いはずもなく組み合わせる事で多大なシナジーを生み出します。
《ティアラメンツ・ハゥフニス》
効果モンスター
星3/闇属性/水族/攻1600/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がフィールドのモンスターの効果を発動した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
融合モンスターカードによって決められた、墓地のこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールド・墓地から好きな順番で持ち主のデッキの下に戻し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
「ティアラメンツ」側のモンスターとして相手ターンにも融合できる可能性があるカード。
落ち方次第では後攻0ターン目から《エルシャドール・ミドラーシュ》を展開する事ができ、相手の動きを大きく妨害する事ができます。
「ティアラメンツ」の融合モンスターも採用でき、デッキバウンス効果を持つ《ティアラメンツ・カレイドハート》や《神の警告》的な効果を持つ《ティアラメンツ・ルルカロス》と強力なメンツでデッキパワーを底上げする事も可能。
《壱世壊に渦巻く反響》

通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分のデッキ・墓地から「ティアラメンツ」モンスターまたは「ヴィサス=スタフロスト」1体を選んで特殊召喚する。
その後、種族または属性がこの効果で特殊召喚したモンスターと同じとなる自分フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、除外されている自分の「ティアラメンツ」罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
「ダークウィング・ブラスト」で登場したリクルート魔法、これにより安定して「ティアラメンツ」モンスターへアクセスできます、そこから連鎖する様に動いていけますな。
配分が難しく個人により様々な構築がされている軸ですね、上ブレした時の回り方がハンパないっす。
安定性の高い【烙印】軸

《烙印融合》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):自分の手札・デッキ・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター2体を墓地へ送り、「アルバスの落胤」を融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
強力なデッキ融合である《烙印融合》を搭載できるのが【烙印】軸の強み。
《烙印融合》のサーチ手段は《デスピアの導化アルベル》がメジャー、「アルベル」をサーチできる《烙印開幕》が制限カードなので少し安定性は下がりました。
「ルベリオン」「アルビオン」と2種の融合効果を内蔵している融合モンスターによりデッキから任意のシャドールを含むモンスターを墓地へ送りながら展開する事ができます。
《氷剣竜ミラジェイド》

融合・効果モンスター
星8/闇属性/幻竜族/攻3000/守2500
「アルバスの落胤」+融合・S・X・リンクモンスター
(1):「氷剣竜ミラジェイド」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分・相手ターンに1度、「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスター1体をEXデッキから墓地へ送って発動できる。
フィールドのモンスター1体を選んで除外する。
次のターン、このカードはこの効果を使用できない。
(3):融合召喚したこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
また「烙印」のエースである「ミラジェイド」を運用できるのも強み、対象を取らない除外による性能の高い除去能力、フィールドから離れたら相手モンスター全破壊とシャドールが苦手とする要素をカバーしてくれるのが嬉しいポイント。
《赫の聖女カルテシア》

チューナー・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のフィールドまたは墓地に「アルバスの落胤」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):お互いのメインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、レベル8以上の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(3):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
特殊召喚効果は《アルバスの落胤》が墓地に不在がちなので狙いにくい部分がありますが、【烙印シャドール】ならば(2)の融合効果が普通に有り難いですね。
(3)による自己サルベージも発動しやすく、恒久的な融合効果要員となってくれます。
光属性なので《エルシャドール・ネフィリム》の素材となってくれて《影依融合》で墓地へ送り込めます。
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