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【VS(ヴァンキッシュ・ソウル)】考察・デッキパーツの基本考察・相性の良いカード・独特な動き方がクセになるテーマ

デッキ解説

2023年3月18日(土)発売のデッキビルドパック「ワイルド・サバイバーズ」から今回は【VS(ヴァンキッシュ・ソウル)】にフィーチャー。

格闘ゲームをモチーフとしたテーマ、結構異色な感じがして面白そうですねぇ。

新しい刺激があるデッキを求める人にオススメなテーマとなっています。

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基本のおさらい・バウンスして特殊召喚を行う

《VS Dr.マッドラヴ》

効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1200/守2000
このカード名の(1)(2)の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「VS」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●闇:相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力・守備力を500ダウンする。
●闇・地:フィールドの守備力が一番低いモンスター1体を持ち主の手札に戻す。

《VS ヘヴィ・ボーガー》

効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2500/守1500
このカード名の(1)(2)の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、機械族以外の自分フィールドの「VS」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に戻し、このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●闇:自分はデッキから1枚ドローする。
●地・炎:相手に1500ダメージを与える。

基本的に「闇・炎・地」属性の下級と上級以上のモンスターから成る構成。

属性は3つですが種族に関しては全てバラバラに散っています。

例外もありますが、それぞれ上級以上のモンスターは異なる種族の「VS」モンスターをセルフバウンスする事で展開が可能となっています。

発動タイミングはメインフェイズならばお互いのターンにフリーチェーンで特殊召喚する事ができるようになっています、格ゲーの乱入をモチーフとしている感じがしますね。

各種手札を公開する事で効果を発動していく事ができます。

サーチエンジンとしてキーカードとなる「ラゼン」

《VS ラゼン》

効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1800/守1500
このカード名の(1)(2)の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族以外の「VS」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●炎:このターン、このカードは効果では破壊されない。
●炎・闇:このカードと同じ縦列の他のモンスターを全て破壊する。

召喚・特殊召喚時に戦士族以外の「VS」モンスターをサーチ。

現状種族被りが無いので戦士族以外=自身以外となっています、特殊召喚にも対応しているので他の展開手段によってもトリガーとなるので手札公開効果を有効活用する面も含めお世話になるカード。

手札から見せる効果は効果破壊耐性と縦列モンスターの破壊、縦列破壊はEXモンスターゾーンも含めれば結構な破壊を狙う事も可能、相手が初見だとケアされず巻き込めるかも?

《VS パンテラ》

効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻1700/守1900
このカード名の(1)(2)の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●地:このターン、このカードは戦闘では破壊されない。
●地・炎:このカードと同じ縦列の魔法・罠カードを全て破壊する。

メインモンスターゾーンにモンスターが居なければ特殊召喚が可能、リンクモンスターも扱うテーマなのでEXモンスターゾーンは参照しないようになっています。

手札公開効果は戦闘破壊耐性と縦列の魔法・罠を破壊。

速攻魔法の蘇生札である《VS コンティニュー》で蘇生すればエンドサイク的な使い方もできるのでバックへの牽制力が高いです。

自分の魔法・罠も巻き込む可能性があるので、相手も分かっていればそういった置き方をしてきそうな点に注意したいですね。

《VS プルトンHG》

効果モンスター
星6/炎属性/アンデット族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
(1):相手ターンに、自分のメインモンスターゾーンのモンスターが、存在しない場合または「VS」モンスターのみの場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●炎:このカードの守備力はターン終了時まで3000アップする。
●闇・地:このカードの攻撃力はターン終了時まで3000アップする。

上級ですがメインモンスターゾーンにモンスターが存在しないor「VS」モンスターのみの場合特殊召喚できるモンスター、唯一セルフバウンスの必要が無い上級ですが、展開は相手ターン限定。

手札公開の効果は攻撃力か守備力を3000アップさせるシンプルな効果、アタッカーとしても壁としても運用できますが手札公開コストが無いと攻守0を晒す点に気をつけたい所。

《VS 龍帝ヴァリウス》

効果モンスター
星8/地属性/ドラゴン族/攻3000/守1500
このカード名の(1)(2)の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、ドラゴン族以外の自分フィールドの「VS」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に戻し、このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分・相手ターンに、以下から1つを選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●地:このターン、表側表示のこのカードは相手が発動した効果を受けない。
●地・炎・闇:フィールドの他のカード1枚を選んで破壊する。

エースとなるモンスター。

共通のセルフバウンスによる特殊召喚、手札公開効果は発動した相手の効果を受けない耐性付与とフィールドのカードに対象を取らない破壊とどちらも強力。

メインフェイズ限定ですがフリーチェーンで対象を取らない破壊は高い除去能力となり、発動した効果を受けない耐性も強力、戦闘突破ばかりは仕方なし。

展開も効果もフリーチェーンなのを活かして撹乱的な攻めで相手を崩していく運用が魅力ですね。

リンク1モンスターを備えている

《闘神の虚像(ロック・オブ・ヴァンキッシャー)》

リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/岩石族/攻 0
【リンクマーカー:下】
「VS」モンスター1体
このカードはリンク素材にできない。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「VS」モンスターが存在する限り、自分フィールドの攻撃力が一番高いモンスターしか相手は攻撃対象に選択できない。
(2):自分・相手のメインフェイズに、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札から「VS」モンスター1体を特殊召喚する。
●自分の墓地から「VS」モンスター1体を選んで手札に加える。

素材に「VS」を要求するリンク1モンスター、ただしこのカード自体は「VS」モンスターではありません。

攻撃力が0ですが一応攻撃力が一番高いモンスターにしか攻撃できない攻撃誘導効果があります、それらが倒されてしまうと中々にマズい事になりますが(汗)

②はお互いのメインフェイズにフリーチェーンで「VS」モンスターを手札から特殊召喚するかサルベージするか、どちらも有用な効果なのでまずこのカードから入る事も多いかと。

《VS コンティニュー》

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):500LPを払い、自分の墓地の「VS」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加えるか守備表示で特殊召喚する。

扱いやすい蘇生効果を持つ速攻魔法、ライフコストはプレイ料金なのでしょうか…

速攻魔法で蘇生以外にもサルベージが可能なので手札公開のコストを補充する事もできます、蘇生は守備表示限定な点に注意。

《VS 螺旋流辻風》

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「VS」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更する。
その後、自分フィールドの「VS」モンスターの種類の数まで、相手フィールドの表側表示モンスターを選んで裏側守備表示にできる。

表示形式を変更できる速攻魔法《VSコンティニュー》の守備表示蘇生を変更する事で相手の虚を突く事も可能。

これだけだと微妙な効果ですがその後の処理で相手フィールドのモンスターを裏側守備表示に、対象を取らずに裏側化できるので耐性突破や高攻撃力モンスターの無力化などに役立つ効果となっています。

このカード自体は「VS」モンスター1体を対象として発動するカードなのでその対象がチェーンで除去されてしまうと不発となってしまうのが弱点。

《VS トリニティ・バースト》

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「VS」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとは元々の属性が異なる「VS」モンスターを2体まで手札から効果を無効にして特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
その後、対象の自分のモンスター及びこの効果で特殊召喚したモンスターの、正面の相手フィールドのカードを全て持ち主の手札に戻す事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。

対象とした「VS」モンスターと属性の異なる「VS」モンスター2体を手札から展開、効果は無効になってしまい、同名も1枚までとなっており、条件は中々大変。

こちらもその後の効果が強力で発動する時の対象と展開したモンスターの正面の相手モンスターを全てバウンスする事が可能、こちらも対象を取らないバウンスと高い除去性能を有しています。

発動するための対象も相手ターンに出せればかなり奇襲性が高く運用する事ができます。

特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに手札に帰ってきますので効果無効でもある程度安心。

《VS 龍帝ノ槍(ヴァンキッシュ・ソウルカラミティ・カイザー)》

カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「VS」モンスターが存在し、自分フィールドのカードを対象とするモンスターの効果・魔法・罠カードを相手が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、自分フィールドの「VS」モンスター1体を選んでその攻撃力分のダメージを相手に与える事ができる。

止めにくいスペルスピード3であるカウンター罠。

自分フィールドのカードを対象とするモンスター効果・魔法・罠の発動を無効にして破壊しフィールドの「VS」モンスターの打点分バーンダメージ。

自分フィールドに「VS」が居る事と対象を取る効果のみのカウンターと少し範囲が狭いですが、バーンダメージは3000を狙う事ができるのでかなりのダメージ効率を望む事ができます。

《Stake Your Soul!(ステイク・ユア・ソウル)》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札のモンスター1体を相手に見せて発動できる。
見せたモンスターとはカード名が異なり、属性が同じ「VS」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。

手札のモンスターを公開して違うカード名で属性が同じ「VS」モンスターをリクルート。

エンドフェイズに手札に戻りますが手札公開コストとなってくれるので重要なファクターとなってくれます。

炎属性・地属性から汎用では《灰流うらら》や《増殖するG》がありますね、見せちゃっていいのかって話もありますが、背に腹は代えられない場合にはやるしかない!見えてても強いですしね。

相性の良いカード

《灰流うらら》《増殖するG》《D.D.クロウ》など手札誘発

「炎・地・闇」と各種手札公開コスト、特殊召喚のセルフバウンスの元となってくれるカード、手札誘発としての役目以上の事を担ってくれます。

《D.D.クロウ》の闇属性以外では《ディメンション・アトラクター》もOK

地属性からは《屋敷わらし》という選択もあります。

しかしカードの性質上投げてしまわなければいけないので手札からはすぐに不在になりがち。

《センサー万別》

永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いのフィールドにそれぞれ1体しか同じ種族のモンスターは表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドに同じ種族のモンスターが2体以上存在する場合には、
同じ種族のモンスターが1体になるように墓地へ送らなければならない。

同種族デッキに非常にぶっ刺さるカード、しかし相手も種族がバラけてると効果は薄くなってしまいます。

メインから投入するかは自分の好み、プレイ環境など様々な要因によって変化しそうです、カジュアルフリーでぶっ刺さると結構な寒波が到来しますからね…

《クシャトリラ・フェンリル》

効果モンスター
星7/地属性/サイキック族/攻2400/守2400
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「クシャトリラ」モンスター1体を手札に加える。
(3):このカードの攻撃宣言時、または相手がモンスターの効果を発動した場合、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを裏側表示で除外する。

制限カードですが令和の超絶パワーカード。

種族もサイキック族と被らず地属性なので特殊召喚できずとも手札公開コストとなってくれるイケメン。

《スモール・ワールド》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札のモンスター1体を相手に見せる。
種族・属性・レベル・攻撃力・守備力の内1つのみが見せたモンスターと同じとなるモンスター1体をデッキから選んで確認し、手札から見せたモンスターを裏側表示で除外する。
さらに、種族・属性・レベル・攻撃力・守備力の内1つのみが確認したモンスターと同じとなるモンスター1体をデッキから手札に加え、デッキから確認したモンスターを裏側表示で除外する。

発売され大会で結果を残しだしたレシピに多く搭載されているギミック、様々なモンスターからアクセスしたい《VSラゼン》へ辿り着けるカードとなっています。

大まかなルートは以下の通り。

パンテラorボーガー→マッドラヴorヴァリウス→ラゼン

マッドラヴorヴァリウス→パンテラor ボーガー→ラゼン

プルトン→ドゴラン→ラゼン

増殖するG→パンテラorヴァリウス→ラゼン

灰流うらら→ドゴラン→ラゼン

但利伽羅→灰流うららor プルトンorドゴラン→ラゼン

《倶利伽羅天童》

特殊召喚・効果モンスター
星1/炎属性/天使族/攻1500/守1500
このカードは通常召喚できない。
このターンに相手のモンスターゾーンで効果を発動した自分・相手フィールドの表側表示モンスターを全てリリースした場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、このカードを特殊召喚するためにリリースしたモンスターの数×1500アップする。
(2):自分エンドフェイズに、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。

炎属性なので手札公開コストとなれるカード、このカードを見せると相手も萎縮してしまいそうですねぇ。

それ以外にも上述の《スモール・ワールド》ルートに組み込めるので相性の良い仕上がりとなっています。

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