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MDで《強奪》が一気に無制限に緩和・OCGではどう出るか予想してみる

マスターデュエルの24/8リミットレギュレーション改訂発表、その中でも特にインパクトが大きかったのがOCGでは長年禁止カードである《強奪》が一気に無制限で緩和された事ですね。

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コントロール奪取については緩和傾向にある昨今の遊戯王

強奪

《強奪》のカードテキスト

装備魔法
このカードを装備した相手モンスター1体のコントロールを得る。
相手のスタンバイフェイズ毎に相手は1000ライフポイント回復する。

シンプルなテキスト、初期のこういったカードは大抵強いですね。

コントロール奪取できる範囲にレベルなどの条件はなく装備させれば頂く事ができます、相手のスタンバイフェイズ毎に相手はライフゲインします。

基本的にリンクモンスターが存在する遊戯王OCGでは奪取したモンスターが相手のフィールドに戻らぬようにリンク素材にして処理する事が一般的。

ただ強奪は装備していればその間ずっとコントロールを得れる上に攻撃や効果発動に関しても制限は無いのでカード次第では置いておくのも手。

ただ装備魔法であるので《サイクロン》系のカードで《強奪》が破壊されてしまうリスクはあります。

装備魔法であるメリット

聖騎士 イゾルデ

装備魔法であるデメリットは破壊されやすい事ですが、メリットはやはり装備魔法サポートを受けれる所でしょう。

昔ながらのカードでは《アームズ・ホール》があり、現代遊戯王の選択肢ではやはり《聖騎士の追想 イゾルデ》でしょう。

《聖騎士の追想 イゾルデ》のカードテキスト

リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
戦士族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。
このターン自分は、この効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果も発動できない。
(2):デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。
墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。

戦士族という素材縛りがありますが、戦士族をサーチしつつ装備魔法を墓地へ送れます、《焔聖騎士-リナルド》によって装備魔法は回収が可能、リナルドはレベル1なのでリクルートして即座に回収ができます。

伝統的なイゾルデを使用した装備魔法ムーブですね。

海外TCGにおいては「イゾルデ」は禁止カードとなっており、海外TCGで《強奪》は制限カードまで緩和されています。

マスターデュエルで何故緩和された?国内OCGでは?

マスターデュエルでの緩和についてはシングル戦のみの設定なので後攻の捲くり手段の1つとして緩和された可能性が高そうです、それにしても一気に無制限は思い切ったなぁと思います。テストした上で無制限でもいけるとの判断でしょうか。

確かにインフレが進んだ現在ではこの辺りの相手依存かつ先攻で腐りやすいカードのバリューは低め。

それでも一時期リンク召喚の隆盛で奪ったモンスターの素材化が容易になり《精神操作》が規制された事もあります。

実験的な試みである要素も大きいでしょうね、後攻を強くしたいという意志を感じられます。

長らく禁止であったのでこのカードの真価も測りかねますが、丁度似た境遇であった《心変わり》を見るに大丈夫そうな感じもしますかねぇ。

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