2023/4/1リミットレギュレーション改訂が正式に適用されたばかりでの新制限大会結果となります。
優勝したのは【ラビュリンス】前期環境からメタゲームに存在し、改訂でも「スキドレ」型でなければダメージは少ないテーマとなっていますね。
準優勝である【60融合GS】も気になる所です。
3位はこちらも今期規制強化されなかったのでまだ行けると評判の【クシャトリラ】となっています、4位には新進気鋭のデッキ【VS(ヴァンキッシュ・ソウル)】が付けています。
新環境初っ端から結構激しい決闘が繰り広げられていますねぇ。
優勝:【ラビュリンス】
優勝おめでとうございます。
モンスターを削りに削った形となる【ラビュリンス】必要最低限のモンスターとなっています、手札誘発からは《灰流うらら》までもが不採用となっています。
魔法カードからは《王家の神殿》が採用されていますね。
《王家の神殿》
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は罠カード1枚をセットしたターンに発動できる。
(2):自分フィールドの表側表示の「聖獣セルケト」1体とこのカードを墓地へ送って発動できる。
手札・デッキのモンスター1体またはEXデッキの融合モンスター1体を特殊召喚する。
罠カードをセットしたターンに発動できるのは罠型デッキである【ラビュリンス】と好相性、ただ重ね引きなどで邪魔となるのでピン刺しになっています。
罠カードからは定番の除去札や手札からも発動できる《無限泡影》や捲り札である《拮抗勝負》や召喚方法メタである《次元障壁》などかなりの妨害数を誇っています。
墓地メタとして《異次元グランド》が採用され、幅広いカウンター札である《神の宣告》が3積みされています。
《ドラグマ・パニッシュメント》も採用され《旧神ヌトス》を落として2枚破壊の黄金ムーブも可能。
サイドデッキからはリリースによる除去の「壊獣」や除外封じの《カオスハンター》ドローやサーチ封じの《ドロール&ロックバード》が採用されています。
そして《闇のデッキ破壊ウイルス》と《魔のデッキ破壊ウイルス》で相手のプランを乱していく事もできます。
《魔封じの芳香》も【ピュアリィ】や【ルーン】などによく刺さりそうですな。
準優勝:【60融合GS】
60枚構築の融合グッドスタッフ。
軒並み制限となった【イシズティアラメンツ】のパーツや【シャドール】【烙印】が組み合わされています。
60枚デッキの特権とも言える《隣の芝刈り》も勿論採用、落ち方が中々クセが強そうですが構築的に何かしらリカバリができる形となっています。
3位:【クシャトリラ】
今回の規制は無くとも前回しっかりと規制を受けた【クシャトリラ】主要カードが大分削られていますが今回の規制の影響は少ないですね。
全力でフィールド魔法である《六世壊=パライゾス》にアクセスする為に《惑星探査車》がフル採用、《盆回し》も採用されており《王家の眠る谷-ネクロバレー》といった墓地封じも容易されています。
手札誘発からは《ディメンション・アトラクター》が採用されていて墓地に対して強く意識された構築となっていますね。
4位:【VS(ヴァンキッシュ・ソウル)】
勢いを伸ばしている【VS】《センサー万別》によるメタと《スモール・ワールド》による「ラゼン」への全力アクセスが基本的な構築として落ち着いた感じがありますね。
公開コストとして使える手札誘発からは《D.D.クロウ》や《倶利伽羅天童》も馴染んできましたな。
更に《原始生命態ニビル》も採用し、大量展開を睨んだ構築となっています。
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