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TCG「パック」販売・自分の知る限り大変な商品・売れ残ると厳しい

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カードゲームの一次商品と言えば…そうパックがほとんどを占めますね、それ以外では構築済みデッキや特殊ボックス、付録などがありますね。

このカードゲームのカードを流通させる主力製品「パック」についてのお話です。

あくまでお店の人から聞いた知識でショップ業界人ではございませんので、詳しい数字は出しません、聞き流す程度にしといてくださいませ。

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仕入れ値が高いのは結構有名な話

パック…カードゲーマーなら開封せずにはいられないアイテム、いやコレクターの人は未開封でコレクションしたりもしますけれどね。

このパック、仕入れ値が高いのは結構有名な話かと思います、基本的にパックの仕入れ値は高く流通次第では中々利益が出ない商品となっています。

メーカーからの直通販売などがあった場合とか問屋経由などでまた変わってきそうですけれどね。

「パック販売はうまい棒を売ってる感じです。」

お店の人から聞いた言葉、薄利多売ってこと?いやいや流石にそれでは大変すぎる、この言葉の続きがあります。

「パックを買ってもらって、そこから出たカードを買い取って、それを売って利益が出る。」

なるほど、といった所ですね、カードゲームはやはり中古流通が主力となっている様です。

ショップとしてもパックを売っていかないとシングル商品の供給が途絶えるので利益率が悪くともパックをしっかり取り扱うって事ですかね。

それにパックが無いと客としても物足りませんからねぇ。

しかし余ると…ちょっとゾッとしますね。

「パックAは沢山売れたけど、パックBが余っちゃったから相殺だね。」

こちらは個人経営のカードも置いてある古本屋さんの店長さんから聞いた事、時代が時代でもう閉店しちゃいましたが学生の頃からの付き合いだったのでなんとも寂しいです…

売れるパックもあれば売れ残るパックもある、こればかりは宿命ですが、お店としてはパックでの売上を相殺しかねない事象がありますね。

そりゃまあ仕入れ値が高ければそうなるのはそうって話なのですが。

特に個人経営店になると影響はより大きくなるのは必然ですかねぇ。

分かりやすい例を当時聞いたのでそれを出してみると、9期初期に「デュエリスト・アドベントが沢山売れた!でも「デッキカスタムパック01」が大量に余って大変だ!」

多分これは当時のカードショップのほとんどそうだったであろう減少。デッキカスタムパック01については知らない方はググって頂ければお分かり頂けるかと。面倒な方の為に単純に言うと再録パックで内容酷すぎでしたね。

メーカーとしては売る物はコレ!シングル価格は関係無い

カードゲームメーカー側としてはどうでしょうか?単純に考えてメーカーはショップにパックを売るわけです。

そこにユーザーは居ません、商売のみで考えると間接的な存在です。

それはややこしいので置いといて、メーカーはパックを売る訳でシングルは売りません、だからトップレアが何万円しても直接関係はありません。

再録をする時の目玉になったり間接的に「知的財産」となっていくので関係ないから考えないのもアレですね、ただMTGの偉い人は「再録は知的財産の切り売り」と発言した事も、あの頃のMTGはまともだった…

しかしパックを売るためにはやはり目玉となるレアカードを入れるのが基本、最近は高レアがとても高額になりカード投資やらなにやらで色んな事が起きていますが…

メーカーはパック等を売るしか無くて、そこから開発費、イラストレーターへの報酬、印刷コスト、輸送コスト等々、考えると安く卸す訳にもいかない理由に納得いく所もありますね。

特に印刷コストは意外とかかってそうです、本でも印刷精度が良いものは高いですからね、カードとなると更に高そうです、またイベントのプロモパックなどの景品も無料ですからねぇ。

ドラゴン隊長
ドラゴン隊長

我々プレイヤーとして1番なのはショップで買い物してお店が続く事です、閉店してデュエルスペースも大会も無くなると店舗の少ない田舎だと強制引退案件ですからね「買い支える」って言葉はあまり好きではなかったのですがお店減るとマジでダメージデカいっす。

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